2017/02/24発行 ジャピオン904号掲載記事

グルめぐり

ピント・ガーデン

2017-02-23 23.17.16

タイ式タルタルステーキ「KOI NEUR」。洗練されたスパイス味で、辛口リースリングやゲヴュルツトラミネールなどの白ワインがよく合う。16ドル

Pinto Garden

TEL
212-366-5455
WEB
http://pintogarden.com
MAP
117 W. 10th St. (bet. Greenwich & 6th Aves.)

シェフのセンス光る都会のタイ料理

 グリニッチビレッジで2016年11月にオープンしたハイセンスなタイ料理店。外観と内装は、モダンカントリーとでも表現しようか。オーナーシェフのヨー・ナンタヴァツィリさんは、「タイ=仏像と竹林」の固定イメージを払拭し、「ニューヨークの友人宅で会食する雰囲気」を目指したのだそうだ。

 そうしたこだわりはもちろん料理にも。タイ式タルタルステーキは、最高級フィレミニヨンの「生」をカワイく寄せ盛りし、ウズラの生卵を添えた一品。どこから見ても、本家ヨーロッパのそれと同じに見えるが、食べたらびっくり! 鮮度抜群の牛肉に多彩なスパイスが絡み、実に深い味わいだ。

 「タイ東北部に昔から伝わる生肉料理『コイ・ネウル』がベースです」とヨーさん。生の唐辛子やカフィルライム(トムヤムクンにも使うタイの辛さをかんきつ類)など、数種類の調味料を駆使する。そして味の決め手は、さりげなくあしらわれた米。スパイスと一緒に炒ったもので、独特の香ばしさがある。

 食材はとことん地元産を活用する。メニューも季節ごとに変化。冬季のおすすめは、鴨のレッドカレー。カレーは秘伝の自家製スパイスを使うも、パイナップルとビーツの果汁で程よく辛さを中和。まろやかな後味が残る。ロングアイランド産の脂が乗った鴨の胸肉は、カレーと相性ぴったり。野趣な持ち味も辛味に負けずよく引き立っている。

モダンカントリーの快適な店内。60席。屋内ガーデンスペースも
「鴨の胸肉ロースト・レッドカレー」。辛味と甘味のせめぎ合い。27ドル

ピント・ガーデン

2017-02-23 23.17.16

タイ式タルタルステーキ「KOI NEUR」。洗練されたスパイス味で、辛口リースリングやゲヴュルツトラミネールなどの白ワインがよく合う。16ドル

Pinto Garden

TEL
212-366-5455
WEB
http://pintogarden.com
MAP
117 W. 10th St. (bet. Greenwich & 6th Aves.)

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