2016/09/23発行 ジャピオン883号掲載記事

グルめぐり

伊勢

スクリーンショット 2016-09-22 13.39.57

リニューアル伊勢の自信作「自家製ざるそば」。ほのかな抹茶の風味の茶そば。普通のそばもある。大晦日には年越しそばの提供も予定。9ドル50セント

Ise Restaurant

TEL
212-228-4152
WEB
http://www.iserestaurantnyc.com
MAP
63 Cooper Sq. (bet. 7th St. & Astor Pl.)

「遷宮」で生まれ変わった伊勢

 1988年創業以来、在留邦人と知日派ニューヨーカーの間で、熱狂的な信奉を受けてきた和食の殿堂「伊勢」。今年春、ダウンタウンからイーストビレッジに「社殿」を移し、メニューも装いも新たに再スタートした。左官壁に、格子戸を模した白木造りの間仕切りという、オーガニックな和の空間だ。

 妥協を許さない牧野勝料理長は、マグロも含めアジ、イワシ、サンマなどほとんどの鮮魚食材を築地から取り寄せる。しょうゆも3種類をブレンドした伊勢オリジナルを使用。料理長の包丁が切リ出す刺身は、とろけるような口当たりと、程よい歯応えがあり、東京の水準を遥かに越えている。

 50種類近く並ぶ前菜類も魅力。鴨の陶板焼きは、脂の乗った地元産ダックを卓上コンロでさっと焼き、自家製のタレでいただく。ほんのり野趣の風味が、「浦霞」など辛口の地酒によく合う。

 新生「伊勢」の目玉は自家製そばだ。北海道十勝のそば粉を使い、製麺機で毎日作る。長く細く、断面が四角いのが特徴。香りがよく立ち、するりと喉越しがよい。特製つゆは、鰹節4種をブレンドして出汁をとったもの。

 20年に1回の遷宮で、新たな神々の息吹を導入する伊勢神宮さながらに、今回15年ぶりのリニューアル移転を経たわれらが「伊勢」は、味もサービスも確実にワンステップ上がっている。

「鴨の陶板焼き」。卓上コンロで焼きながらアツアツを食べる。14ドル
白木と左官壁が清々しいインテリア。心の洗濯になる空間

伊勢

スクリーンショット 2016-09-22 13.39.57

リニューアル伊勢の自信作「自家製ざるそば」。ほのかな抹茶の風味の茶そば。普通のそばもある。大晦日には年越しそばの提供も予定。9ドル50セント

Ise Restaurant

TEL
212-228-4152
WEB
http://www.iserestaurantnyc.com
MAP
63 Cooper Sq. (bet. 7th St. & Astor Pl.)

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