2016/09/09発行 ジャピオン881号掲載記事

グルめぐり

ビリヤニ・ハウス

スクリーンショット 2016-09-08 13.49.21

「チキン・オーバーライス」。良質な素材と手間を惜しまない調理が評価され、2015年度ヴェンディ賞(屋台料理コンテスト)決勝進出を果たす。4ドル99セント

Biriyani House

MAP
Broadway at Cedar St. (Financial District)

大人気チキン・オーバーライスの秘密

 ウォール街の目と鼻の先、ブロードウェーとシダーストリートの角にある広場は、ランチタイムになるとベンダーカートがずらりと並び、「屋台村」の様相を呈する。中でも毎日長蛇の列ができるのがビリヤニ・ハウス。バングラデシュ移民のシャヒーン・マリクさんが10年前に開業し、現在市内5カ所で展開している。

 一番人気は「チキン・オーバーライス」。ガラムマサラなど自家製スパイス11種で6時間マリネするというチキンは、豆腐のように柔らかく、焼き鳥にも似た「うま味」がある。鉄板で焼くときに、バターやフライドオニオンなどの隠し味を巧みに加える。

 「ライスにも工夫があるんですよ」と語るのは、シェフのカデルさん。「インド製のバスマティ米を牛乳、オニオン、バター、シナモン、ベイリーフなどで味と香りをつけて炊きます」。確かに、ご飯自体にもまろやかな甘味を感じる。

 ソースは、マヨネーズベースの「白」と、甘辛の「赤」、激辛の「緑」を好みでかけてもらう。仕上げに振りかける謎の(?)粉スパイスで一段と香ばしさが増す。多様な味わいが層を成し、食べるときには渾然一体となる。まさに多民族都市ニューヨークそのもの。この他、パイのようにバターたっぷりの皮「パラタ」でチキン具材を巻いた「チキン・カティロール」も要トライ。ちょっと甘くて菓子パンのような感覚だ。デザートにどうぞ。

「チキン・カティロール」。バター風味の皮で巻くと、ペイストリー感覚。2本で5ドル99セント
シェフのカデルさんは日本に出稼ぎ経験あり。日本語堪能

ビリヤニ・ハウス

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「チキン・オーバーライス」。良質な素材と手間を惜しまない調理が評価され、2015年度ヴェンディ賞(屋台料理コンテスト)決勝進出を果たす。4ドル99セント

Biriyani House

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Broadway at Cedar St. (Financial District)

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