2016/07/15発行 ジャピオン873号掲載記事

グルめぐり

ハン・ダイナスティー

スクリーンショット 2016-07-14 15.54.50

「成都旦旦麺」。これを豪快に混ぜる。スープにはゴマの風味も加わり、混ぜると一帯に香ばしいアロマが立つ。8ドル95セント

HanDynasty(漢唐御厨)

TEL
212-390-8685
WEB
http://www.handynasty.net
MAP
90 3rd Ave. (bet. 12th & 13th Sts.)

圧巻! 麻辣(マーラー)の交響曲

 イーストビレッジの四川料理専門店。四川と言えば「激辛」と相場が決まっているが、その根幹を成すのは麻辣(マーラー)の味。花椒(ホアジャオ)による「しびれるような辛さ(麻)」と唐辛子の「ピリピリする辛さ(辣)」が合体した辛味の最強軍団だ。

 「でも、うちの料理は辛いだけじゃないんです」と、オーナーのジューン・クワンさんは言う。植物油に花椒、唐辛子、八角、ネギ、ショウガ、シナモンなど20種もの食材やスパイスを加えた辛味オイルを毎日、大鍋いっぱいに作る。製法は秘密。この店の味の決め手だ。

 例えば旦旦(たんたん)麺。この秘伝辛味オイル満載の温スープの上に乗った生麺と、豚ひき肉を、スプーンとフォークで豪快に混ぜる。辛味をまとった生麺は柔らかく口当たりはスムーズ。が、喉元を過ぎた時点で響く麻辣(マーラー)の〝高音〟!

 「麻味で舌の感覚がマヒすると、もっと激しい辣味が欲しくなるわよ」とジューンさん。「でも甘味や苦味や塩味も感じるはず」。確かに、鼻に抜ける辛いハイノートの後に、じんわりうま味の通奏低音が聴こえる。複雑な「味の交響楽」といったところか。

 辣子鶏もおすすめ。チキンの胸肉を軽く揚げた後、辛味オイルで再度揚げ、仕上げに大きな唐辛子と一緒に炒めた一品。宙に浮くほど軽く揚がったチキンの食感はたまらないが、一口で「辛ッ!」。思わずカラダが宙に浮く。

「尖椒牛」。牛肉とピーマン炒め。辛くない。8ドル99セント
「辣子鶏」。地元紙投票でフライドチキン部門優勝。大13ドル95セント、小7ドル99セント

ハン・ダイナスティー

スクリーンショット 2016-07-14 15.54.50

「成都旦旦麺」。これを豪快に混ぜる。スープにはゴマの風味も加わり、混ぜると一帯に香ばしいアロマが立つ。8ドル95セント

HanDynasty(漢唐御厨)

TEL
212-390-8685
WEB
http://www.handynasty.net
MAP
90 3rd Ave. (bet. 12th & 13th Sts.)

バックナンバー

NYジャピオン 1分動画


利用規約に同意します
おすすめの今週末のイベント