2015/03/20発行 ジャピオン805号掲載記事

グルめぐり

オゥ・エピセ(美食香)

1

シュリンプペーストとタマネギ、エシャロットを合わせた香味ペーストをスープに混ぜていただく「シーフードラクサ」。14ドル

Aux Epices

TEL
212-274-8585
WEB
http://www.auxepices.com
MAP
121 Baxter St. (bet. Hester & Canal Sts.)

中華街で味わうフレンチマレー料理

 「どうしてフランス風マレーシア料理かって?私がマレーシア人で旦那がフランス人だからよ」。人懐こい笑顔で話すのは、オーナーシェフのメイ・チャウさん。フランス語で〝スパイスと共に〟を意味する同店の看板メニューは、マレーシアの名物料理「シーフードラクサ」と、フランスはマルセイユの名物料理「ブイヤベース」。

 ラクサとは、香辛料が効いた東南アジア特有の麺料理のこと。本家はイスラム教徒が多いこのエリアなので魚介だしが基本だが、同店では鶏ガラを使用。ココナッツミルクと自家製のカレーペーストを加えたピリ辛スープの中に、米粉麺、エビ、ムール貝、サーモン、ホタルイカ、ナスがたっぷり入っている。麺はすいとんのような食感で、表面は少しざらっとしており、これがまたエスニック風味のスープによく絡む。

 ブイヤベースは、元々は売り物にならない魚介類をトマト、サフラン、バジル、タイム、オレガノなどと一緒に数日かけて煮込んだ漁師料理だが、同店の一品も本場顔負けのスローフード。フレッシュトマトと魚のエキスが濃縮されたスープに、メイさんお手製のアイオリソースが程よく調和。口当たりマイルドな仕上がりだ。

 働くお母さんの代わりに、13歳から大家族の食事を作っていたというメイさん。全て自己流だが、セレブ料理研究家の著作にも登場するだけあって、その腕は折り紙つきだ。

シャンソンが流れる店内では、アルコール飲料も楽しめる
ガーリックの効いたアイオリソースが、魚介のうま味を引き立てる。「ブイヤベース」は23ドル

オゥ・エピセ(美食香)

1

シュリンプペーストとタマネギ、エシャロットを合わせた香味ペーストをスープに混ぜていただく「シーフードラクサ」。14ドル

Aux Epices

TEL
212-274-8585
WEB
http://www.auxepices.com
MAP
121 Baxter St. (bet. Hester & Canal Sts.)

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