2016/05/27発行 ジャピオン866号掲載記事

DC暮らし

米国人オーナが作る 原宿風クレープの味

 「お客さんはだいたいフランス語で話し掛けてくる。でもここは、アメリカ人が経営する日本風のクレープ屋なんですよ」

 そう笑うのは、バージニア州アーリントンにある「オビー・リー」のオーナー、オビー・リーさん。地下鉄オレンジラインのクラレンドン駅から歩いて5分。

 店内に入ると、約30種類のクレープメニューがずらりと並ぶ。まずは日本のクレープの定番、果物と生クリームのスイーツ系を試してほしい。他ではなかなかお目にかかれない薄い生地に、たっぷりの新鮮なイチゴとバナナ、生クリームをのせたクレープは、一口食べたら「幸せ~」と思わず声を上げてしまうこと間違いなし。

 聞けば、リーさんは父親の転勤で3歳から13歳まで日本で過ごしたとのこと。しかも住んでいたのはクレープの聖地、原宿だというから、この店の発想には納得だ。幼い頃から慣れ親しんだ「原宿クレープ」の味を再現したい、という強い想いから、1989年にデラウェアビーチに1号店を開店。4年前に常連客の強い勧めでバージニア州に引っ越し、6店舗目となる同店をオープンしたそう。

 クレープのほかにも、ワインの品ぞろえやコーヒー豆の自家焙煎など、リーさんのこだわりが随所にキラリと光っている店だ。(吉野麗子)

天気の良い日には、屋外に席を取るのもおすすめだ

テーマ「食」

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Oby Lee

薄く塗ったヌテラクリームの上に、イチゴとバナナ、生クリームをのせたオビー・リー一番人気のクレープ(8ドル95セント)

WEB
http://www.obylee.com
MAP
3000 N. Washington St. Arlington, VA 22201

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