2016/05/06発行 ジャピオン863号掲載記事

DC暮らし

日本語で文化を学ぶ フォックスミル小学校

 バージニア州フェアファックス郡はスペイン語やフランス語などで一定の授業を行う「イマージョン教育」という教育制度を実施している。その中でフォックスミル小学校は、「日本語イマージョンプログラム(JIP)」を採用している。数教科を日本語で学び、日本の伝統行事、季節ごとの行事に関連した歌や遊びを通して文化も学べるもので、25年の歴史がある。

 先月13日、同校は女流棋士、北尾まどかさん(二段)を招きワークショップを開催した。実は同校は今年、将棋クラブを新設。JIP生徒の保護者で、クラブ創設の発起人のロバートさんが北尾さんに連絡して実現したものだ。

 当日、生徒たちは北尾さんから将棋の歴史やルールの説明を日本語で受け、北尾さん考案の「どうぶつしょうぎ」で対戦して楽しんだ。放課後、北尾さんは将棋クラブを訪れ指導も行った。20カ国以上で同様のワークショップを開いている北尾さんは、「JIPの子供たちは日本語の説明をよく分かってくれた。米国では将棋がまだ普及していないので、面白さを伝えていきたい」と話す。

 「プロ棋士と将棋を指せる貴重な機会で、子供たちの良い思い出になる」と語るロバートさんはじめ、ボランティアで運営に携わった保護者たちは満足げな笑顔を見せた。

北尾さん考案の「どうぶつしょうぎ」で遊ぶ生徒ら

テーマ「コミュニティー」

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Fox Mill Elementary School

フォックスミル小学校でワークショップを行った女流棋士、北尾まどかさん

WEB
http://www.fcps.edu/FoxMillES/index.html
MAP
2611 Viking Dr. Herndon, VA 20171

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