2016/02/19発行 ジャピオン852号掲載記事

DC暮らし

山﨑信博さん

 「受賞の電話がかかってきたときは何のことか分からずビックリした」
 日本の農林水産省の支援を受け、日本の食文化を普及させるために運営されている「Taste of Japan」から、伝統的で正統派の日本料理の普及に貢献したシェフに贈られる功労賞を受賞した山﨑信博さん。DCの日本大使公邸で行われた授賞式に来て初めて「素晴らしい賞をもらった!」と実感したと言う。

 アメリカに渡って来たのは30年前の15歳のとき。両親が日本食レストラン「寿しTARO」を開店するため移住したのがきっかけだ。当時は自分がシェフになるとは考えてもいなかったというが、大学を卒業後、日本のすし店で3年間修行し、戻って来てから自分でメニュー作りや料理を担当するようになって、その面白さに目覚めたという。

 居酒屋風だった店も両親の引退をきっかけに、思い切って改装して「おまかせカウンター」も併設した高級店としてスタートしたのが22009年のとき。再オープン当初は常連客から「前の方が良かった」と文句も言われ、売り上げも激減して「店がつぶれるかもしれない」と思った時期もあったが、「伝統的な日本料理と素晴らしいサービスを提供したい」という信念のもと続けてきたことで、新しい客層がつくようになった。

 「これからもDCで伝統的な和食を提供し続けたい」と張り切っている。(KEN)

テーマ「人」

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山﨑信博さん

寿しTARO」オーナーシェフ。DCでレストランを開店する両親と共に15歳のとき来米。DCで美大を卒業後、3年間日本で修業。同店に戻り、2009年から現職。

寿しTARO

TEL
202-462-8999
WEB
http://www.sushitaro.com
MAP
1503 17th St., NW Washington, DC 20036

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