2016/01/08発行 ジャピオン846号掲載記事

DC暮らし

各国大使館で講演会 音楽で世界をつなぐ

 12月のある夜、DCのフランス大使館で一般向けのコンサートが開かれた。パリで起きた同時多発テロの犠牲者に哀悼の意を示すために企画されたものだ。黙とう、フランスの国歌斉唱に続き、フランス人バイオリニストらが2時間にわたって熱演し、スタンディングオベーションで締めくくられた。

 主催した「ザ・エンバシー・シリーズ(The Embassy Series)」はオペラ歌手だったジェローム・バリーさんと妻のリゼッタさんが「世界共通の言語である音楽を通じて、各国の友情を深めるのに貢献したい」として1994年に設立したNPO団体で、DCにある大使館や大使公邸で行ってきた。

 活動開始当初はわずか6カ所だったが、徐々に規模を拡大、今では年間に25回ほど、春と秋に各国の大使館や大使公邸でコンサートを開催している。先日は日本大使公邸で日本人ピアニストのコンサートを開いたばかり。これまでに77カ国の大使館で600以上の公演を実現した。公演後のワインやシャンパン、そしてその国の食事を楽しみながらアーティストたちと直接交流できるのも売りの一つで、音楽好きのワシントニアンの間で人気となっている。

 外交の街DCで、音楽を通じた外交を体験してみてはどうだろうか。 (KEN)

ザ・エンバシー・シリーズ設立者のジェローム・バリーさん

テーマ「コミュニティー」

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The Embassy Series

昨年12月にフランス大使館で行われたテロ犠牲者追悼のコンサート

TEL
202-625-2361
WEB
http://www.embassyseries.org

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