2018/11/02発行 ジャピオン991号掲載記事

集まれ みんなの広場

トリプルD・ダンス・アンリミテッド

子供も大人もレッツダンス
個性大事に伸び伸び練習

クイーンズ区フォレストヒルズにあるダンススタジオ。「ワンツー、ワンツー。はーい、いいね!」とYUYU先生の元気な声と英語の曲が響き渡る。それに応えて子供たちが全身を伸びやかに使い、手足を前に、上に突き出す。「アップ…アンド、ダウン」「スイッチ。そーう!」と軽やかにステップを踏み鳴らし、きしむ床から躍動が伝わる。

キッズダンスクラス「トリプルD・ダンス・アンリミテッド」はこの日、無料体験会を開き、通常メンバーに加え、5人以上が初参加した。ダンスは初めてという子も多かったが、YUYUさんの見よう見まねで体を動かす。子供を見守りつつ、ママたち保護者も一緒に両手を振り回したり、飛び跳ねたりと汗をかく。30人ほどがひしめくスタジオはにわかに熱気に包まれた。

壁一面は鏡張りで、踊りのキレを入念にチェックする子もいれば、自分の姿にうっとりする子、気にせずにはいずり回る子もいる。「いろいろな子供がいます。個性を大事にしながら、無理やりではなく、飽きないように楽しさをぎゅっと詰め込んだクラスです」

最初は伸脚や屈伸など軽い準備体操で体をほぐしながら、「足を大きく開いてー」と段々全身を使った体操になっていく。YUYUさんは「はい、OK!」と一人一人の動きを確かめ、頭をなでたり、手足の動かし方を教えたり。合間合間に水分補給をし、ママ達の所へ戻った子供は「できたよー」とうれしそう。他の日には縄跳びやマットなど多様な運動を取り入れている。

30分たつ頃には皆上気して息が弾む。「じゃあ最後はみんなでダンス」と言ってヒップホップの音楽に合わせ、腕、足を右に左に交差させてステップ。「レディ?」と段々とテンポが速くなり、子供たちは必死に手足をくねらす。上手にできた子も、難しかった子も皆笑顔になっている。「最後は必ず全員で踊るようにしています」とYUYUさん。大きな拍手と一体感が生まれ、1時間はすぐ過ぎた。

通い出して半年ほどの最年少、陳叶愛(かのん)ちゃん(2歳)の母親は「初めは私の足にしがみついてばかりでしたが、子供好きな明るいお人柄の先生にすぐなつきましたね。毎週毎週楽しみにしています」と話した。

柳吏穂ちゃん(6歳)と有優(あゆ)ちゃん姉妹は1年半ほど前から参加。「最初は引っ込み思案で後ろの方にいたけど、先生がうまく輪の中に入れてくれました。すっかりとけ込み、積極的になりました」とお母さん。

通い始めて半年弱の上田清子ちゃん(8歳)のママは「学校の友達がきっかけで参加しました。ステージでの発表会で度胸が付き、達成感も得られたようです。夢はヒップホップダンサーだって張り切ってますよ」と笑う。

YUYUさんは、「子供達が楽しみながら目標を持ち、達成、成長するお手伝いをしたいです。保護者の方がクラスを受けられることも好評です」と話す。

鏡の前で見本を見せるYUYUさん。子供たちは見よう見まねで体を動かす
フォレストヒルズのクラスは15人程度の子供たちが仲良くダンスの練習に励んでいる
子供たちの動きを確かめながら「いいねー!」などと一人一人に指導
991_Triple-D-Dance-Unlimited_yuyu

YUYUさん
アストリアのクラスにも10人ほどの子供がいます。近くロングアイランドシティーでも開講予定です。基本は4歳からですが、2歳半のお子さんもいて楽しく通ってくれています。毎年2月には家族で楽しむパーティー、3月には市内のダンス競技会など、練習の成果を発表する機会があります。今年の競技会では小学生の部でアストリアのチームが優勝しました。6月には全クラス合同の運動会で盛り上がります。

メンバー募集中

Triple D Dance Unlimited

毎週月曜日にフォレストヒルズ、火曜日にアストリアで開催。月謝67ドル(月4回、1回18ドル)。保護者は受講無料。体験の相談も随時受け付けている。【問い合わせ】dddunltd@gmail.com/646-806-8458

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