2018/09/07発行 ジャピオン983号掲載記事

集まれ みんなの広場

たこのあし

コミュニティーで日本語
読み聞かせでつながる

毎週月曜日にブルックリンのパブリックライブラリーで、日本語の読み聞かせの会「たこのあし」が開催されている。

「ブルックリンの地域貢献が目的で、ボランティアで始めました」と話す主宰の中村愛(めぐみ)さんが、日本の童謡の手遊びや、絵本の読み聞かせを日本語と英語で行う。

童謡を歌いながら、それに合わせて手や指を動かす手遊びが始まった。「じゃあ『ちょうちょう』を歌いましょう。ちょうちょうはバタフライね」と、英語でも説明して、歌いながら両手で羽の動きを振り付けると、子供達も上手にまねをする。続いて「ぞうさん」の手遊び歌の後は、「すうじのうた」で手遊びをしながら、数字を覚えていく。「1と1でニンジャだよ〜、2と2でカニさんだよ〜」と歌いながら指を使って、子供達は数字を覚えていく。

子供が飽きないように、テンポのいい流れの中に、さまざまな歌を盛り込む中村さんは、「参加者は0歳から3歳が多いので、その年齢の子供が反応できる、ノリのいい歌を選んでいます」と話す。

絵本の読み聞かせでは、「赤ちゃん用と2、3歳用の2冊を選んでいる」とのことで、この日は「ねんね」と「こぐまちゃんのうんてんしゅ」を読み聞かせた。

最後は「おおきなたいこ」「幸せなら手をたたこう」などの手遊びを親子みんなで楽しんだ。

長女クレアちゃん(1歳)と参加の三枝由里香さんは、「娘には日本語の意味が分かるようにしてあげたいのですが、私独りで教えるには限界があるので参加しました。他の子達と交わって、今後も積極的に参加したいです」と話す。

ケナン君(4歳)とオカン君(2歳)と一緒に、楽しく手遊び歌をやっていたシンシア・カラマーナさんは、「友達の紹介で、2カ月ほど前から参加しています。子供達は日本の歌を日本語で歌うのが大好き。楽しく教えてくれるおかげで、いろいろなことを覚えていて、日本語で数字も数えられるようになりました。あまり言語を気にしないで学べるのがとてもいいです」と、楽しく参加する。

美緒ちゃん(3歳)のママ、鹿毛裕未(かげ・ゆみ)さんは、「娘はここで友達もできて、毎回楽しみにしています。普段日本語を話す機会が少ないので助かっています。めぐみさんは英語も堪能な上に、いつも面白くて分かりやすい絵本を読んでくれるのでいいですね」と、満面の笑顔。

その後は、図書館でおもちゃを使って、みんなで仲良く遊んでいた。

日本語の読み聞かせの会「たこのあし」は、2016年に設立。主宰者の中村さんを中心に、地域に住む日本人のボランティアで行われている
︎参加者は、日本の文化に興味を持つ日本人以外の家族が多い
歌いながら手遊びをして自然と日本語を覚えていく
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中村愛(めぐみ)さん
「たこのあし」は、ブルックリンで定期的に読み聞かせを日本語で行っています。私が住むブルックリンのウィリアムズバーグ付近の地域に、恩返しをしたいという地域貢献の気持ちから始めました。7割はアメリカ人親子で、自宅で歌を練習して来てくれることが多く、日本に興味を持ってくれることがとてもうれしいです。日本人のお母さんは、友達作りや情報交換を求めて参加されることが多いです。読み聞かせ後は、そのままプレータイムになって、図書館にあるおもちゃなどを使って自由に遊びます。地域に限らず、どこからでも参加してください。お父さんや家族みんなでの参加も、もちろん大歓迎です。

メンバー募集中

Tako no Ashi

毎週月曜日の午後4時から4時20分ごろまで、ブルックリンのパブリックライブラリーのレオナードブランチ(81 Devoe St.)で開催している。終了後は図書館でプレータイム。
【問い合わせ】
mtomomitsu@gmail.com

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