2018/05/25発行 ジャピオン968号掲載記事

集まれ みんなの広場

JAA外務大臣杯軟式野球大会②

ヤローズ投打で圧倒
ショッカーズを完封

今年で33回目の開催となるJAA(ニューヨーク日系人会)外務大臣杯軟式野球大会の予選が5月6日に開幕。毎週日曜日にセントラルパークとランドールズアイランドで、参加16チーム総当たりの予選を戦っている。8月まで続く予選はA、Bブロックに分かれ、各上位4チームずつがトーナメント方式によるプレーオフに進出し優勝を争う。大会開幕日の6日、セントラルパークでの第2試合は、昨年ベスト4進出のヤローズと2011年以来のプレーオフ進出を目指すショッカーズが対戦した。

試合はヤローズの大黒柱、速球派右腕ジョン・サング投手が初回に2者連続三振を奪う好投でスタート。ショッカーズ先発の技巧派右腕、生原幸希投手も変化球主体の緩急織り交ぜた好投で応えたが、この日はヤローズ打線の勢いが勝った。

ヤローズは積極的な打撃と機動力を生かし、初回に先制点を挙げると、二回以降も走者を積極的に走らせ、三回を除き毎回得点を重ねた。サング投手も、終始安定した投球でショッカーズのバットを沈黙させ、16–0(5回コールド)で大会初勝利を挙げた。

昨年加入し、チームのベスト4に貢献したヤローズ、サング投手。昨年の大会デビュー以来、他チームからも恐れられる速球右腕だが、「初回は興奮気味でアガっていた」とこぼす。

「今季の目標はチームの優勝です。個人としても、もちろんいい成績を残したいですが、チームが勝たないと意味がない」とあくまでヤローズの一員であることを強調する。またこの日も「チームメートにかなり打ってもらって、楽に投げられました」と笑顔を見せる。「本当にいいチームです」との言葉に、今季のさらなる躍進を感じさせた。

ショッカーズ先発の生原投手は、「序盤はよかったのですが2順目、3順目となると、やはり相手はいいチームなので、打者が球に慣れてきて打たれました」と試合を振り返る。立ち上がりは制球もよく、コーナーを突く投球で打者を翻弄したが、「もう歳なので、体力が続かなかった」といい、「投球数も増え、余裕がなくなってしまって、球に緩急をつけられなくなったのが自分の反省点」と語る。

昨年勝ち星に恵まれなかったショッカーズ。今年の目標は、「まずは1勝を挙げたい。勝ちをもぎ取りたいです」と語る。静かな口調ながら、力投のため力が入らなくなったという腕を押さえながら話す技巧派右腕の姿には、闘志がみなぎっていた。

リーグでも一、二を争う実力派とされるヤローズのジョン・サング投手。この日も速球がさえ、ショッカーズを完封
新加入の経験者による技術的な指導で、レベルアップ。今大会での躍進が期待できるヤローズ
「最小限の人数でフル出場、目一杯プレー」がモットーのショッカーズ。10年以上所属する選手も多い
968-Community_01

岡本雅晃監督(ヤローズ・写真右)
平山弘監督(ショッカーズ。写真は畠山泰和キャプテン)


岡本雅晃監督
開幕前の練習試合では打撃がよくなくて不安が残っていましたが、今日は打線も積極的に打てて、大会初戦としてはいい状態でした。新加入の選手が経験者で、うちのように経験者が少ないチームにとっては技術的な指導もしてくれるのでレベルアップにつながります。もちろん狙いは優勝。経験者ぞろいの強豪が多い中、ジョンが抑えられるかがキーですね。

平山弘監督
今日は相手がリーグでも一、二を争う投手。主軸が抜けたこともあって、守り慣れていない守備を強いられる選手が多かったのも難しかったです。もともと伝統的に、最小限の人数で、来た人がフルに試合に出て、目一杯プレーすることを大切にしています。

メンバー募集中

JAA杯外務大臣杯軟式野球大会

JAA杯は毎週日曜日、ランドールズアイランドと、セントラルパークで開催中。

〈JAA杯詳細〉
http://jaabaseball.blogspot.com
〈ヤローズ・入団希望〉
yarrowzbaseball@gmail.com
〈ショッカーズ・入団希望〉
nyhirayama@gmail.com

WEB
http://jaabaseball.blogspot.com

バックナンバー

NYジャピオン 1分動画


ただいま配布中発行

巻頭特集
バッグス・バニーやトムとジェリー、そしてディズ...

   
Back Issue 9/14/2018~
Back Issue ~9/7/2018
利用規約に同意します
おすすめの今週末のイベント