2018/05/18発行 ジャピオン967号掲載記事

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JAA外務大臣杯軟式野球大会①

じゃんくす打線爆発
ラジエーターズ破る

 今年で33回目の開催となるJAA(ニューヨーク日系人会)外務大臣杯軟式野球大会の予選が5月6日に開幕した。ニューヨーク近郊のチーム(今年は16チーム)が参加して行われる同大会は8月までの予選リーグをA、Bブロックに分かれて戦い、各ブロック上位4チームずつがトーナメント方式によるプレーオフに進出し、優勝を争う。

 本来は前週に開幕の予定だったが、雨天のため順延された。そのため一同気合十分で、セントラルパークとランドールズアイランドで全8試合が行われた。

 セントラルパークで行われた初戦は2015、16年の覇者ラジエーターズと、プレーオフ常連で、昨年ベスト8と健闘した、じゃんくすが対戦。互いにライバル視する同士だけに熱戦が期待された。

 試合は初回から動く。先攻のじゃんくす2番の基村選手が初球をたたき、センター越えのソロ本塁打で先制点を挙げる。二回にはラジエーターズも死球で出塁した走者を生還させ、すぐに試合を振り出しに戻す。

 しかし、三回表、じゃんくす打線が爆発する。7連打で7点を挙げる猛攻をみせ、五回にも4番打者、カセイ選手の2点適時二塁打など猛攻の手を緩めず5得点。じゃんくすが16-6で勝利した。

 「まさか打てると思ってなかったです」と語るのは、今年の大会の第1号となる本塁打を放ったじゃんくすの基村選手。チーム所属は2年目で、大学野球でも鳴らした実力派。この日は、リリーフとしても登板し、二刀流の大活躍を見せた。

 「柵越えは僕の野球人生の中でもあまりないので、気持ちよかったです」と満足気。現在語学学校に通い、英語を勉強中とのこと。「幸先がいい」、と笑い、「海も越えて来たので、柵も越えて、TOEFLの基準点も越えて、ドリームズ・カム・トゥルーしたい」と意気込む。

 序盤から苦しい展開を強いられたラジエータズだが、8点を追う四回、特大の3点本塁打を放ち一矢報いたのは、入団2年目、小杉選手。

 「チャンスで一気に追い付いておきたかった。しっかりボールを見て振り抜こうと意識して打ちました」と社会人野球の経験者で、チームの期待を背負う4番打者は語る。実は今年から公式球が変わり、初めて試合で使ったという。「今日は球に慣れない部分が出た感じです。試合を重ねてアジャストしていくしかないですね。もちろん目標は優勝です」と気持ちを新たにした。

今季大会第1号となる本塁打を放った、じゃんくすの基村選手。試合はじゃんくす打線が爆発し、16-6で強豪ラジエータズを破った
1989年創部のじゃんくすは昨季はベスト8に進出。試合ごとに修正してくる「怖いチーム」
1996年創部で、2015、16年には連覇を成し遂げたラジエーターズは、誰もが認める「強豪チーム」
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宮崎清久監督(じゃんくす、写真左)
近藤浩二監督(ラジエーターズ)


宮崎清久監督
 今日はキャプテン不在で、厳しい戦いを予想していましたが、勝ててよかった。相手は強敵なので、何点取っても安心はできませんでしたが、本当によく打ってくれました。新しいボールはよく飛びますね。あまりにも打ち過ぎておかしいなと思ったぐらい(笑)。シーズン中は試合後に反省点を指摘し合って修正します。試合を重ねるごとに強くなるのがうちの強みです。

近藤浩二監督
 今年からボールが変わって、じゃんくすは、きっちり対応してきた印象があり、敗戦ながらチームにとってはいい刺激になりました。打撃ではきちんとバットの芯で捉える、投球では芯に当てさせないということを、今まで以上に心掛けてやります。15、16年連覇しましたが、昨年は優勝を逃しているので、優勝奪回を目標に頑張りたいです。

メンバー募集中

JAA杯外務大臣杯軟式野球大会

JAA杯は毎週日曜日、ランドールズアイランドと、セントラルパークで開催中。

〈JAA杯詳細〉
http://jaabaseball.blogspot.com
〈じゃんくす・入団希望〉
kaseic@gmail.com
〈ラジエーターズ・入団希望〉
ny.radiators@gmail.com

WEB
http://jaabaseball.blogspot.com

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