2018/04/13発行 ジャピオン962号掲載記事

集まれ みんなの広場

サムライ・ジャイアンツ

目指すはリーグ優勝
創部10周年で躍進誓う

土曜日の朝、マンハッタンのイーストリバー・パーク・トラックにフラッグフットボールチーム「サムライ・ジャイアンツ」のメンバーが続々と集まってきた。

フラッグフットボールとは、アメリカンフットボールを基盤にした5人制の競技で、守備側はタックルで倒す代わりに、攻撃側が腰の左右に垂らしているベルト状の「フラッグ」を取るというルールで行われる。

2008年結成のサムライ・ジャイアンツは毎年、当地のユナイテッド・スポーツ・リーグに参戦。過去には春季大会優勝も経験している。

現メンバーの年齢層は20代から50代と幅広く、職業もバックグラウンドもさまざまだ。発起人は関西学院大学時代にスター選手として名を馳せた堀古英司さん(WR)。「今年の9月でチーム発足10周年。昨年は初めてリーグでのプレーオフ出場を逃したので、今年は頑張りたい」と意気込む。

シーズン開幕も近いため、毎回改善点やテーマを決めて練習をしているという。この日はディフェンスとオフェンスに分かれ、実践形式でのスクリメージ(ボールをスナップしてからデッドになるまで)を2時間ほど繰り返し汗を流した。

「今日はわれわれが独自に考えたディフェンスのサインの確認を重点的に行いました」と語るのは、監督でプレーヤーでもある神内太一さん(DB)。リーグで対戦するのは体格の良いアメリカ人が中心となるチームなので、フィジカルで押されることが多い。それに対抗するために「スピードや戦術に重きを置いたプレーに磨きをかける必要があります」と語る。

チームに所属して2年半、先に所属していた大学のアメフト部の友人に誘われて参加したという郷原弘治さん(QB)は、「いかに相手チームの裏をかき、意表をつけるかがテーマ。夏に帰任するので自分にとって今季が最後。有終の美を飾りたいです」と語る。

所属2季目を迎える遠藤祐樹さん(CB)は、「海外勤務では、どうしても交流が社内で完結してしまいがち。このチームに所属することで、さまざまな背景を持つ人たちと知り合える貴重な機会を得ました」と話す。

日本に帰国したOBたちとの絆は強く、メーリングリストで全員に連絡が行き渡っているため、この日も出張で来米したOBが練習に参加していた。

「チームは皆優しくウェルカムムード。教えられる素地もあるので気負わず参加してほしいです」と神内さんは笑顔を見せた。

今年で創部10周年を迎えるサムライ・ジャイアンツ。この日は実戦形式の練習で汗を流した
ニューヨークで共に戦った者同士の結束は固い。出張で当地を訪れていたOBもこの日の練習に参加した
リーグ戦に向けて、戦術やサインの確認を丁寧に行った
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神内太一さん
 子供のころからアメフトに親しみ、体格も良いアメリカ人チームを相手にプレーするのは厳しいこともありますが、作戦を組み合わせたり、いろいろなサインを駆使して戦っています。今年は古参のメンバーが復帰したり、ルールが5人制に変更してから2年が経ち、慣れてきたこともあって、満を持して優勝を狙っていきたいです。
 オフシーズンは毎週土日のどちらかに練習、シーズンが始まったら毎週末試合となります。経験者でなくても、また学生時代に体育会の所属ではなかったメンバーもいますし、スーパーアスリートである必要はありません。私自身も8年前にジャピオンの記事を見て参加しました。興味のある方はぜひ一度、遊びに来てください。

メンバー募集中

Samurai Giants

オフシーズンは毎週土曜日または日曜日、午前9時から約2時間、マンハッタン内で練習。4月からユナイテッド・スポーツ・リーグ春季大会に参戦中。
【問い合わせ】
samurai.football.ny@gmail.com

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