2018/04/06発行 ジャピオン961号掲載記事

集まれ みんなの広場

ライフ・サイエンス・フォーラム運営委員会

キッズから専門家まで
科学を楽しむ一日を作る

米国日本人医師会(JMSA)は4月7日(土)に、第4回ライフ・サイエンス・フォーラムを開催する。その運営委員会のミーティングが、マウントサイナイ病院の会議室で行われた。

同フォーラムは、医師や研究者だけでなく、生命科学・科学全般に関心を持つ日本人が交流できる場の提供を目的としている。同フォーラム運営委員長を務める能丸寛子さんは、「一般の方には科学の発展の可能性を感じてもらい、専門家の方には最先端の知見と将来のキャリアアップにつながる構成です」と説明。

目前に迫った同フォーラム開催に向け、会計、広告、印刷、バナー作りなど、細かい打ち合わせが行われた。「お弁当とお茶の手配は?」「進行や音響は?」「パネルディスカッションに参加可能な先生は?」と各担当者に確認し、問題点を全員で話し合う。

キッズイベントや子育てに関するセミナーなどを行う、家族対象の「ファミリールーム」はより安全な配慮が必要で、確認や話し合いにも時間が割かれた。「部屋の配置は?」「部屋の一つにストローラーを置き、別の部屋で授乳とおむつ替えができるようにします」「安全のため、ストローラーは受付から見える場所に置きましょう」と活発な意見が飛び交った。

JMSA理事で、NPOコミュニティー・ヘルスケア・ネットワークのメディカルディレクターの金原聡子さんは、「昨年はボランティアで参加し、今年は運営委員として参加しています。昨年9月から準備を始めましたが、皆さん多忙な仕事の合間を縫って頑張ってくれています」と話す。

放射線科医師でメモリアル・スローン・ケタリング・がんセンター研究員の藤森将志さんは、「今年初めて運営に参加しましたが、こういう経験は将来のためにいい勉強になると思います。普段は医師同士で話す機会が多いので、ここで研究者などと話すことで視野も広がります。このフォーラムは分野が多岐に渡るので、いろいろな人が参加できて、興味深いものになるはずです」と話す。

アルバート・アインシュタイン医科大学博士研究員で、運営委員会の副委員長を務める石上泉さんは、「プログラムに関しては、一般の方が聞きやすい時間帯や少し専門的な話をまとめた時間帯など、昨年に比べて目的に応じて来ていただきやすい構成になっているかと思います」と、今回アップデートした点を説明してくれた。「サイエンスを身近に感じて楽しんで欲しい」と、能丸さんは参加を呼び掛けている。

サイエンスフォーラムは、独立行政法人日本学術振興会との共催で毎年1回開催。今年は研究の概要をまとめたポスター発表に、高校生、大学生対象の枠も設置
JMSAの運営委員数は約30人。毎年JMSAメンバーの医師や研究者がフォーラム運営にあたる
一般人が理解・参加しやすい内容を目指し、意見交換にも熱が入っていた
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能丸寛子さん
 第4回となる今年のフォーラムは、「未来を拓く」をテーマに、第一線で活躍する先生の講演や、医師や研究者の未来を考えるパネルディスカッションなどを準備しています。医師・研究者はもちろん、サイエンスに興味のある方、将来の進路を考えている学生さんも楽しめる内容なので、ぜひお越しください。また、昨年のフォーラムは、参加者の3分の1が一般の方でした。今年も誰にでも分かりやすいサイエンスを目指しています。会の最後にはラッフルや日本酒も振る舞われます。来年に向けた運営委員(医療関係者、研究者)や当日ボランティア(誰でも可)も募集していますので、jmsa.ny.2018@gmail.comまでお問い合わせください。

メンバー募集中

JMSA New York Life Science Forum 2018

4月7日(土)午前9時から午後6時30分まで、ニューヨーク大学ランゴーン・メディカル・センター(550 1st Ave.)で開催。一般20ドル、学生は無料。途中参加・退出も可。詳細はウェブサイトを参照。

WEB
http://www.jmsa-nyc-forum.org

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