2018/03/02発行 ジャピオン956号掲載記事

集まれ みんなの広場

フィギュアスケートクラス

滑って、笑って、上達
のびのびとリンクで成長

 フィギュアスケートコーチの島田美樹さんが教える「フィギュアスケートクラス」のセミプライベートレッスンが、チェルシーピアで行われた。

 参加者は6歳の近田イマちゃん、矢部・バリー・ミラちゃん、根津トウナちゃんの仲良し3人組で、2016年から3人そろってこのレッスンを続けている。

 リンクに上がる前から、3人娘はすでにテンションを上げて大はしゃぎ。レッスンはウオームアップを兼ねて、前回のおさらいからスタート。前と後ろにくねくねと進むスイズル(ひょうたん滑走)や、片足を上げて滑るスパイラル、両足スピンの練習を重ねていくが、子供たちはすいすいと難なく滑っている。

 「じゃあ、鳥さんをやってみよう」との島田さんの指示に合わせて、両手を広げて鳥のようにゆらゆらと羽ばたかせながら滑る子供たち。アイススケートは足に注意が集中しがちだが、全身の動きが大切なので、上半身を動かすことで全身のバランスが取れるそうだ。島田さんは、上半身に意識を持っていくために、鳥や魚、ワニなど、子供たちが喜びそうな楽しい要素を入れて教えている。

 イマちゃんが転倒して泣きそうになるや、島田さんはさっと近付き、ふざけながらお尻を持ち上げる。するとイマちゃんは思わず笑い出して、また元気に滑り出した。

 「たとえば2人が転んだら、残りの1人もわざと転がすと、みんな大笑いしてゲーム感覚で練習してくれます」と、島田さんは子供の扱いに慣れている。

 「楽しかったー」「きょうはね、うさぎみたいに跳ねたんだよ」「上手にできたよー」と、笑顔いっぱいで親に報告する女の子たち。

 トウナちゃんの母親の岡田好恵さんは、「ニューヨークは冬が長いので、手軽に楽しめる冬のスポーツとしてアイススケートは一番いいと思いました。3人とも同じ現地校に通っているので、そろってこのクラスを取りましたが、技ができるようになると深くなってきて、どんどんのめり込んでいるようです」と目を細める。

 「3人の子供を同時にしっかり指導してくれる、先生のプロフェッショナルなやり方に感謝しています」と話すミラちゃんの父親のティモシー・バリーさんは、「娘が練習にフォーカスして楽しんでいる姿を見ると、とてもうれしいです。ここでの時間は娘の人生にとって、素晴らしい経験です」と微笑んでいた。

 島田さんの細やかな指導に、子供も親も大きな信頼を寄せているようだ。

2012年からフィギュアスケートを指導している島田美樹さんのクラス。チェルシーピアのアイススケートリンクでのレッスンをメーンに教えている
同じ現地校に通う仲良し3人組は、毎回必ずそろって練習を受けている
内容の濃い30分の練習。子供たちは遊び感覚で滑るうちに、どんどん上達していく
COMMUNITY_956_1

島田美樹さん
 アイススケートは冬に気軽に始められるレクリエーション。難しいと思っている人もいるかもしれませんが、構えず気軽に始めてみてください。私も30歳からいろいろな技を習いはじめましたが、やる気があれば誰でもスピンや一回転ジャンプもできるようになり、練習次第で上達できます。特に子供クラスでは、技術を教えることだけでなく子供の扱いがとても重要ですが、私は学習塾の講師だった経験を生かして、子供たちの興味や好奇心を引き出すやり方を考えて工夫して教えています。子供クラスだけでなく、週末には大人クラスも行っています。リンクの上できれいに滑ってみたい人はぜひ受けてみてください。初心者には靴の履き方や立ち方から教えます。

メンバー募集中

Figure Ice Skating Class

セミプライベートレッスンは、毎週火曜日午後3時30分から4時まで、チェルシーピア(62Chelsea Piers)で実施。2、3人のグループで1回70ドル。靴の貸し出しあり(有料)。個人(30分50ドル)やグループレッスン(月、木、金、土、日)もある。

TEL
917-213-4410
MAIL
mikichkaskater@gmail.com

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