2014/11/07発行 ジャピオン787号掲載記事

集まれ みんなの広場

スイングダンス・アストリア

自由にリズムに乗って 今夜はスイングナイト!

 軽快なビッグバンドジャズの音楽に乗って、飛んだり跳ねたりエネルギッシュに踊るスイングダンスは、1930〜40年代にアメリカで生まれたスタイルだ。「あまり決まりに縛られずに、自由に即興で踊れるのが魅力です」と話すのは、「スイングダンス・アストリア」の主宰者で、プロダンサーの絹川明美さん。「スイングを通して世界中の人たちと出会い、人生が変わりました」とほほ笑む。

 午後8時から始まるクラスに、仕事や学校帰りの参加者が続々と集まってきた。この日はインストラクターのマイケル・ミラゾさんがリーダー、絹川さんがフォロワーとなってペアを組み、基本的なステップを見せていく。

 スイングダンスにはシングル、トリプル、キックの3種類のステップがあり、「歩くのと同じくらい簡単」なのだそうだ。「トリプルステップ、ロックステップ」という絹川さんの掛け声に合わせて、ステップの練習が続く。

 パートナーと組んで6カウントのステップの練習に入った。相手の体に手を置く位置や手の握り方ももちろん重要で、「腕の力を抜いてリラックスして」とミラゾさんがアドバイス。リーダーの腕の動きや緊張感は、手を握っている相手にそのまま伝わるので、「フォロワーは何も考えずにリーダーについて行くことが大事です」と絹川さんがポイントを話す。

 「3回目の参加ですが、毎回知らない人たちと踊るのが楽しくて」と汗を拭うのは、ビデオエディターのデニサ・ザハリエフさん。「絹川先生は経験が豊富でダンスが素晴らしく、スイングの面白さを教えてもらっています」と喜ぶ。初参加の学生、ティネン・オンベリナさんも「いろんな人たちと踊るのがすごく楽しくて、ストレス解消になりました。ぜひ続けて参加したい」と顔をほころばせた。

 参加5回目というエンジニアのパーミ・シンさんは、「他のダンスもやってみたけど、スイングが一番簡単。エネルギッシュでたくさん体を動すので、いい運動にもなります」と話す。「両親がスイングを踊っているのを見て、自分もやってみたくて始めたら、もう楽しくて」というマーケティング関係の仕事に就くアレン・シュレンスキーさんは、「今日もたくさん新しいステップを覚えました」とうれしそうだ。

 「カウント・ベイシーやデューク・エリントンなどのビッグバンドの名曲をたくさん聞くことが大事」とミラゾさん。「そうすればきっと楽しく踊れますよ」と絹川さんが続けた。

クイーンズ区のアートギャラリー「レゾボックス」で、今年の秋にスタートしたばかりの初心者対象のクラス。カジュアルな空気が心地良い。
職業も国籍もさまざまだが、ここに集まる夜は、皆、楽しく自分らしく踊っているという。
パートナーを変えて踊るうちに、会話とは違ったコネクションができるのも楽しみの一つ。
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絹川明美さん
 スイングダンスは、パートナーの有無や経験、年齢などは一切関係なく、誰でも自由な心でいつからでも始められます。気分転換をしたい、気軽にダンスを始めてみたい、もっと友達を作りたいといった目的を持つ人たちが集まっています。通常、クラス後にはダンスパーティーを開催していて、習ったことを応用して、皆さんに楽しく踊ってもらっています。いろんな人たちと踊っているうちに友達の輪も広がります。

 これは初心者のための入門クラスですが、さらに技術を身に付けたい人のために、今後は上級者用クラスの開講も予定しています。ステップやテクニックを覚えたら、自由に踊る楽しみがさらに広がります。

メンバー募集中

Swing Dance Astoria

ビギナークラスは毎週水曜日の午後7時から7時45分、アドバンスビギナーは7時45分から8時45分まで、LICアートセンター(44-02 23rd St., Long Island)で行われる。1回10ドル。メールで要予約。

MAIL
swingdanceastoria@gmail.com
WEB
http://www.SwingDanceAstoria.com

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