2017/10/13発行 ジャピオン937号掲載記事

集まれ みんなの広場

ファイナンシャル道場

保険・投資・経済を
専門家から気軽に学ぶ

 保険、投資、経済などの専門家が「師範」を務めるワークショップ、「NYファイナンシャル道場」がミッドタウンで開かれ、平日の昼間にもかかわらず20人が出席した。

 この日は、米国の年金401(k)についてのワークショップシリーズの第一部で、同会主宰で、ファイナンシャルコンサルタントの郷田真一郎さんが師範を務めた。スライドで表を見せながら、企業が従業員に提供する年金として人気がある401(k)の特徴、設立の背景、IRAなど個人年金との比較をしながら解説した。

 個人事業主、パートナーシップ、S、またはC法人、非営利団体などが提供可能な401(k)だが、細かいルールがあり、思い違いも多い。

 ワークショップでは、提供する企業側と、提供される従業員それぞれの立場から説明し、なぜこういう仕組みになるに至ったか、また歴史の中で年金制度がどのように変化してきたか、といった話も盛り込みながら、保険知識の初心者から上級者も巻き込んで講義を進めていく。

 また、時折実例として用いる、郷田さん自身が経験した失敗談を、より具体的に語りながら、自身で分析した「なぜ失敗したか」のポイントも押さえる。参加者もその話に大きくうなずきながら、メモを取っていた。

 会社で401(k)を導入することになり、その担当になったと語る、山崎久美子さんは「勉強するために来ました。お話は分かりやすかったですが、やはりまだ知らない専門用語があるので、もっと突っ込んで質問していきたい」と語る。

 人材会社に勤務する坂本礼緒さんは、もともとファイナンシャル道場の常連。「401(k)はじめ、ベネフィットに関してはお客さまの関心も高く、よく質問されるので勉強のために参加しました」と語る。

 会社内でも勉強会などを催しているが、「違う視点から解説してもらったり、自分では考えつかないような参加者の方たちの質問は、とても参考になりました」と言い、第二部も参加したいと意気込む。

 銀行で人事に携わるNさんは、提供する側としての知識は豊富だが、受ける側として、401(k)の利点や欠点を知りたいと参加した。「今日は入れていたお金を引き出す際の注意点を話してくださったのが参考になった。その辺りは盲点で、これまで考えていなかったので、人生設計をきちんと考えていかないといけないと再認識した」と語る。

今回、401(k)をテーマにワークショップを開いた。今回、初めてのランチタイムの開催で、20人が参加した
保険、金融、人事などの業界で働く人から、自身の勉強のために来た人など参加者の層は幅広い
ワークショプの内容は、401(k)の一般的な知識から、専門知識、歴史などにまで及んだ
COMMUNITY_937_1

郷田真一郎さん
 2010年から始め、今年で7年目になります。今は月1回ペースでワークショップを行っています。以前は、夕方に開催していましたが、より現場で働く人の生の声を聞き、実務や実生活に役立ててもらうためにもビジネスパーソンが来やすいように工夫してランチタイムに開催するようにしました。今回は自分が専門の分野でしたが、会計士、弁護士、人事の専門家も招き、それぞれ専門とする分野に関する講演をしてもらっています。ニューヨークという場所で活動している、さまざまな専門家や業界で働く人に集まってもらって、講師になる人にとっても、参加者にとっても、それぞれにベネフィットになる会にしたいと思っています。

メンバー募集中

NY Financial Dojo

毎月1回、さまざまなテーマでワークショップを開催している。401(k)の第2部は10月24日(火)正午から午後1時ミッドタウンで開催。

TEL
212-408-9575
MAIL
shin.goda@axa-advisors.com

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