2017/09/08発行 ジャピオン932号掲載記事

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JAA外務大臣杯軟式野球大会(後編)

強豪同士が決勝戦
いざ17チームの頂点へ

 「第32回JAA外務大臣杯軟式野球大会」の決勝戦が8月20日、セントラルパークのノースメドウの野球グラウンドで行われた。

 17チームが参加し、予選リーグ、決勝トーナメントを戦ってきた約4カ月にわたる大会も、この日が最終日。決勝戦前のセレモニーでは、シルバーズ応援団の野村ちはるさんがマウンドに上がり始球式を行うと、大一番のムードは高まった。

 決勝戦は共に強豪のニコニコとシルバーズの対戦。今大会でここまで10勝無敗と、圧倒的な打撃力で予選リーグAグループを1位で抜けたニコニコ。同グループ2位で、決勝トーナメントを堅守で勝ち抜いてきたシルバーズ。予選リーグの直接対決では、ニコニコが7-0と勝利しているだけに、シルバーズが試合前にチームの団結を誓う、気合の入った掛け声を上げると、緊迫した空気が漂った。

 試合は二回、ニコニコが相手の失策から先制点を挙げると、四、五回にも追加点。七回には単打を重ね、計5得点と自慢の打撃力を披露。一方、シルバーズは、毎回のように走者を塁に送りながらも、ニコニコのエース、西嶋育(いく)投手の緩急つけた投球の前に連打を繰り出せず、八回に1点を返すものの反撃は及ばなかった。試合はニコニコが5-1で勝利し、第6回大会以来、26年ぶり5度目の大会優勝を飾った。

 ベンチから選手たちに声を掛け続けていたシルバーズ鈴木弾(はずむ)監督は、「一丸になれば自分たちは何点でも取れるという自信があったので、最後まで諦めずに戦った。チームとしては、今季ようやく形になってきたので、それが来季開花したらうれしい」と語った。

 「今日は本当にいい試合だった」と振り返るのはニコニコの鹿谷タケシ監督。「シルバーズの守備もすごく良かった。ヒーローは今季から入団したイクさん(西嶋投手)。全員、頑張ってくれて楽しいシーズンでした」と笑顔を見せた。

 試合後は、大会期間中に急逝したブラックヤンキースの奥村悠造選手を追悼する黙とうを捧げたのち、閉会式が行われ、各個人賞が発表された。

 大会個人賞受賞者は、最多勝利投手が西嶋育投手(ニコニコ)、最多本塁打がロバート・フェルナンデス選手(ニコニコ)、瀧澤利治選手(ビーズ)、最多打点がロス・ベルシト選手(じゃんくす)。また最優秀選手賞(MVP)には西嶋投手が選ばれた。大会の総合順位は優勝がニコニコ、準優勝がシルバーズ、3位がラジエーターズ、4位がヤローズ。

26年ぶり5度目の優勝を果たしたニコニコナイン。胴上げされる鹿谷監督
大会を通じて無敗の記録を打ち立てたニコニコ。1960年創設の古豪でもある
▶準優勝のシルバーズは、1995年創設で、毎年決勝トーナメントに進出している強豪
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西嶋育投手
 昨年来米したばかりですが、大学の野球部の先輩がニコニコに所属していたので、紹介を受けて今季から参加しました。リーグ戦でも、決勝トーナメントでも、ほぼ毎週投げていたので、少し疲れがたまっていました。今日は肩が上がらなかったため、本来のスリークオータースローから肘を落として急きょサイドスローに変えたりと、苦しみましたが最後は精神力で投げ切りました。

 自分の持ち味はコントロール。キャッチャーが構えたところに投げられれば、そうそう連打もされないので、それが今季の勝因だったと思います。特にシルバーズはのせると怖いチームなので、今日は要所要所を締めることを心掛け、仲間の守備にも助けられました。

 ブランクはあるけど、またバレーを楽しみたい人、やる気のある人はぜひ一緒にプレーしましょう。まずは見学に来てください。

メンバー募集中

JAA Foreign Minister Cup Baseball Tournament

今回大会に参加したチームへの入団希望者は、下記ホームページにある各チームの問い合わせ先まで。

WEB
http://www.jaabaseball.blogspot.com

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