2017/08/25発行 ジャピオン930号掲載記事

集まれ みんなの広場

ジェイ・スターズ

ブランク乗り越え
男女一緒に優勝狙う

 アッパーイーストサイドのブレアリー・フィールド・ハウスで男女混合6人制バレーボールのニューヨーク・アーバン・リーグが開催されている。この日は、日本人バレーボールチーム「ジェイ・スターズ」が米国人チーム「NPH」と対戦した。

 「ジェイ・スターズ」は、昨年8月に発足。メンバーは全員経験者だが、活動当初は皆、長いブランクがあり試合の勘を取り戻すのに時間がかかったという。

 対戦する「NPH」は前シーズン優勝チームで、ジェイ・スターズもかつて苦杯を飲まされた相手だ。「前回の反省を生かし、相手の動きを見ながら、みんなで話し合って修正していく作戦です」と、監督でジュエリーメーカー勤務の渡辺薫さん(ライト)は意気込む。

 試合は1セット25点先取の3セット制。キャプテンの木下弘子さん(セッター)の「ジェイ!」の掛け声に「スターズ!」と全員で声を合わせて、第1セットがスタート。女子セッターが上げた球を、男子アタッカーが高い打点からのスパイクを打つという攻撃で次々にポイントを重ね、余裕のセット先取。幸先よくスタートしたのもつかの間、第2セットに入ると、相手も落ちつきを取り戻し、得意とする速い展開に持ち込まれ、セットを落とす。

 均衡した展開で迎えた第3セット。双方共に疲れが見え始めたが、NPHにミスが目立ち始めたところで勝機を逃さず、ジェイ・スターズは強烈なスパイクを次々に繰り出し勝利を収めた。

 1カ月前に入部したと言う安藤遼一さん(レフト)は「高校以来の10年のブランクは大きいです、最初はぼろぼろでした。アタッカーなので、上から球を打って決まった時の快感は最高です」と汗をぬぐう。

 額縁屋勤務の臼井広樹さん(センター)は昨年10月に入部。「中高で4年間やっていたので、当時を思い出して心が踊りましたが、体がきつくて大変でした。このチームは粒がそろっているので、勝ちにこだわっていきます」と語る。

 「今日はすごくスパイクが決まりました」と笑顔で話すのは、高井田充(みちる)さん(センター)で、「中学で3年間やっていて、また運動がしたくなって入部しましたが、思った以上に体が動かなくて…。みんなで球をつなげていって決まった時はうれしいですね」とその面白さを話す。

 バレーボール歴11年の木下キャプテンは、「今シーズンを勝ち抜くために、クイックを入れた攻撃で強化していきたい」と力を込めた。この波に乗って、目指すは今季リーグ優勝だ。

「ジェイ・スターズ」はニューヨーク・アーバン・リーグに所属していて、週に1回マンハッタンの体育館などで試合を行っている
現在のメンバーは男性5人、女性2人。全員長いブランクがあるがバレーボール経験者だ
バレーボールは球をつなげる競技なので、常にチームプレーを大切にしている
COMMUNITY_930_1

木下弘子さん
 相手チームは攻撃力のある前リーグ優勝チームですが、ミスにうまくつけ込めたことが今日の勝因です。この勢いで今シーズンはさらに攻めていきます。みんな長いブランクを乗り越えて、またプレーしたくて集まったバレーボール好きのチームです。回す人は回して、打つ人は打って、それぞれが自分の仕事をちゃんとやっているチームプレーの良さが特徴です。男女混合チームなので、女子がしっかり拾った球を男子につなげて確実に決めるという形で、男女が協力しながらプレーしています。

 ブランクはあるけど、またバレーを楽しみたい人、やる気のある人はぜひ一緒にプレーしましょう。まずは見学に来てください。

メンバー募集中

J-stars

毎週1回、平日の夜にアッパーウェストサイド、またはアッパーイーストサイドで試合を行っている。経験者やブランクのある人歓迎。見学可能。参加費は毎試合ごとに20ドル。

MAIL
travelhid@gmail.com

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