2017/07/14発行 ジャピオン924号掲載記事

集まれ みんなの広場

ブルックリン春の大運動会

待ちに待ったこの日 日本の運動会を体験

 毎年恒例のブルックリン日系人家族会(BJAFA)主催の「ブルックリン春の大運動会」が開催され、プロスペクトハイツの公立小学校のグラウンドには大勢の家族が集結した。実行委員長の佐々木由紀さんによると「今年の参加者は子供、親、見物客を合わせ約900人」とのこと。

 競技は紅白対抗で行われ、午前の部は0歳から3歳まで、午後の部はプリK(4歳)から13歳までの2部に分かれて行った。

 開会式に続いて午前の部が始まった。先に泣いた赤ちゃんが勝つ「泣き相撲」からスタート。「アイ・ラブ・アンパンマン」ではパパやママがお面とマントを着けた子供を抱えて一緒に走って大奮闘。「ハイハイ競争」では、ハイハイしてくるわが子を、ゴールから声をからして呼ぶ親たちの方がすっかり本気モードに。

 午後の部は、ボールを2人で背中に挟んで走る「2人組競争」や、全学年参加による「徒競走」に続き、ブルックリン在住の日系の高校生と大学生による応援団が、紅白の旗を振って会場に熱を注いだ。今年は新規の種目はなかったものの、「借り物競走」「障害物競争」「玉入れ」、そして親子別対抗の「綱引き」に「BNG選抜リレー」と、お待ちかねの定番の競技が続き、大いに盛り上がった。

 森温子さんと杏仁花(あにか)ちゃん(5歳)は、「私も綱引きに参加して勝ちました!子供のころの運動会のことを思い出しました。他学年の子供の競技を見れたのもよかった」と話した。

 撮影コーディネーターの片山昴彦(たかひこ)さんと瑞恵さん夫婦は、芹奈ちゃん(5歳)と太晄(たいこう)君(17カ月)の家族全員で2回目の参加。「大人も子供も楽しめる運動会です。音楽も子供のころに運動会で流れていた曲が多くて、懐かしかった」と昴彦さん。ボランティアで受付をしていた妻の瑞恵さんも、「ラジオ体操も同じで、日本の運動会のようないい経験ができました」とうなずいていた。

 ITセキュリティー監査のコモ京子さんと、喜一君(7歳)と海智(みち)君(3歳)はクイーンズから参加。「毎年どんどんオーガナイズされています。4年前は紅白の帽子もなかったんですよ。子供と親が離れて座るようになったのも大きな変化ですね」と語ってくれた。

 BJAFA理事のヤン美紀さんは、「安全を厳守しました。100%保護者のボランティでやってもらって下準備も完璧でした」と、親たちの尽力に感謝していた。

今年で9回目となる運動会。主催のBJAFAはブルックリン在住の日本人と日系人家族の子育て支援を目的に設立。子供たちに日本語と日本文化を伝えている
参加した子供の数は毎回300人に限定。毎年すぐ定員に達してしまうそうだ
毎年恒例の玉入れは、紅白に分かれて対抗。親たちの熱い声援が飛んでいた
COMMUNITY_924

佐々木由紀さん
 お天気にも恵まれ、けが人もなく、子供たちの笑顔が最高の運動会でした。この運動会は歴代の保護者のボランティアで成り立っています。設営から競技の進行、競技場内の警備、片付けと、保護者の協力なしでは成立しません。赤組白組のチームに分かれての対戦や、みんなで力を合わせて勝ったことのうれしさ、負けてしまったことへの悔しさを感じる、日本の運動会の競技や雰囲気を経験できる貴重なイベントなので、子供たちのために長く続けていきたいです。参加児童の年齢が高くなっているので、今年はグラウンドが狭く感じられました。来年はもう少し広い場所で開催したいです。(写真は娘の、ここちゃん=5歳と)

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BJAFA

年間を通してさまざまな家族向けのイベントを行っている。ブルックリン春の大運動会を始め、夏祭り、お正月祭、メモリアルデー・キッズ・キャンプなどを企画運営。ウェブサイトからニュースレターの登録ができる。

MAIL
brooklyn@bjafa.org
WEB
http://www.bjafa.org

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