2017/06/09発行 ジャピオン919号掲載記事

集まれ みんなの広場

チーム・ミネルバ

強固な守りと 運動量では負けない

 4月中旬、全米最大規模のアマチュアリーグ「ニューヨーク・アーバン・バスケットボールリーグ」の女子部の冬季リーグ決勝戦でチーム・ミネルバが戦った。

 ストレンジャーズは毎回優勝争いをするライバルチーム。これまでの対戦成績は22勝21敗で、1勝勝ち越しているが、秋季リーグの決勝では苦杯を喫した。

 「ストレンジャーズの選手は体が大きくて、攻撃的なプレーを得意とする一方、スタミナに欠けます。そこを粘り強いプレーで崩していきたい」と語るのはチーム・ミネルバのエディ監督。決勝戦での課題は「最初からガンガン攻めていくこと」だという。

 試合序盤はストレンジャーズが積極的にシュートを放つ。前半、ミネルバの攻撃の中心は、森田絢香選手(ガード/フォワード)。ドリブルで相手ディフェンスをかわし、インサイドに切り込みシュートに持ち込むが、なかなか決めることができない。

 相手に大きくリードを許したところで、エディ監督がタイムアウトを取り、「シュートが入らないのは仕方ない。その代わりディフェンスはきつく当たって来い!」と、チームの強みを再認識させた。その後、ミネルバは、得意のディフェンスに集中し始める。次第に落ち着きを取り戻し、徐々に試合の流れを引き寄せ前半は17–21で終えた。

 後半に入ってもミネルバの勢いは止まらず、大角ミヤ選手(ポイントガード)がスリーポイントシュートを4連続決めてついに逆転。粘り強いディフェンスと運動量で押し切り、59—54で勝利をつかんだ。

 勝利に貢献した大角選手は「今日の試合はディフェンスをきっかけに良い流れができた。監督を中心としたチームプレーがこのチームの強みです」と熱く語る。

 バスケット歴が約15年の森田選手は、「疲れが出るとシュート率が落ちてしまうので、そこを改善したい」といい、「ミネルバの練習はきついけど、バスケット好きが集まっていて楽しいです」と笑顔で語った。

 現在、インターンのためにニューヨークに滞在するハワイ大学の学生の大西・ムーア・ダイアン・まどか選手(パワーフォワード)は、バスケットの名門校桜花学園でレギュラーだった期待の新人。「約3年ぶりにバスケットを再開しました。リバウンドをさらに強化して得点につなげていきたい」と目標を語る。

 エディ監督は「次の課題は『積極的に攻めること』。パスを受けたら得点につなげる気持ちで」と既に次の試合に目を向けていた。

チーム・ミネルバのキャプテン山森由起選手(フォワード)。試合前半、積極的にシュートチャンスを作っていたのが印象的
現在部員は12人。皆バスケットが大好きなのも強みの一つ
「今日は絶対ストレンジャーズに勝つ!」という気合の入った円陣
COMMUNITY

エディさん
 ミネルバのチームカラーである「強固なディフェンスと走り負けない運動量」で、体格が大きい米国の選手に勝ってきました。米国の選手は身長が同じでも、腕が長いのでなかなかパスやシュートが通らないことがありますが、そういった体格差を攻略していく面白さがあります。

 今日の試合の勝因は、各選手が自分の役割を認識し、相手のミスをしっかりと拾って得点につなげたことです。今後はもっと積極的なオフェンス力をつけていきたいです。

 ミネルバは、現在日本人が主体となったチームです。学生や社会人などいろいろなバックグラウンドを持った選手が集まっています。バスケ好きな人はぜひ、練習の見学に来てください。

メンバー募集中

Team Minerva

1年を通してリーグへ参加。試合は平日の夜が中心。4月から11月末までは屋外コートを使用して、毎週日曜日午後1時から3時まで練習を行っている。中学校部活動レベル以上のバスケット経験者を条件に選手を募集中。

MAIL
minervainfo@aol.com
WEB
http://www.bigdogjapan.com/bb

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