2017/05/26発行 ジャピオン917号掲載記事

集まれ みんなの広場

ニューヨーク じゃんくす

仲間の絆が自慢
全員の力で勝利を

 JAA外務大臣杯軟式野球大会(現在開催中)に向けて4月上旬に練習を開始したのは、昨季同大会で準優勝した「ニューヨーク・じゃんくす」のナインたち。1989年設立のじゃんくすは、「勝つ野球」を合い言葉に、2015年には優勝を果たし、毎年必ず優勝に絡む強豪チームだ。

 「今年は絶対優勝。1回も負けたくない」と今季の意気込みを語るのは、20年以上チームを率いている宮崎清久監督。「『個の力』ではなく、『チーム力』を重要視」というチームカラーを鮮明に持っている。
 それだけに長打だけを狙うのではなく、走者を確実に還し、得点を重ねるスモールボールを戦略として取り入れている。「エースのリッチー・コット投手を柱にしており、彼の負担が大きくならないよう、全員でサポートしています」と熱く語る。

 軽いジョギングの後、練習は独特のキャッチボールから始まった。キャッチボールする間隔を一定に保ちながら、横へ平行移動していくもの。「クイック、クイック!」と声を掛け合い、横に走り、受けたらすぐに返球。正確に球を受け、相手の取りやすい球を即座に返すのは見た目以上に難しい。選手たちは、「トリッキーなところが楽しい」、と喜々として練習に取り組んでいる。

 続いて行ったバント練習は、得点を得るための大切な武器なので、「これだけ念入りに行うのはアマチュアでは珍しい」と自負するほど。「野球は頭を使うスポーツ。武器として実戦に組み込むためには、チーム全員で勝つという戦略を理解する必要がある」という。

 最後に打撃練習、筋トレで練習は終わったが、終始声を掛け合い、笑顔が絶えないのが印象的だった。

 入団10年目のキャプテン、陳家誠(ちんかせい)選手(捕手)は、「練習はきついですが、それが本番の自信につながり、結果に表れています」と語る。

 ニューヨークに来てから本格的に野球を始め、今や8年目のベテランである中沢正選手(ライト)は、「野球経験が少ない私にも、監督は丁寧に野球の理論を教えてくれます。チーム仲が良いのも自慢です」と笑顔。

 入団8年目の小山浩介選手(内野手)は中学校時代から野球をやってきたチームの中堅。「野球を通じて出会った仲間は掛け替えのないもの。つらい練習を乗り越えて得られる勝利は格別です」。今季はサポート側に回るが、「全力でチームを盛り上げる」と、大会に挑む意気込みを話した。

打撃練習をするリッチ選手。2010年のJAA最多勝利選手であり、チームの中心人物。2012年にはJAA杯のMVPを受賞
部員数は現在15人で、とにかく野球好きが集まったチームだという
地面から数センチ足を上げる腹筋トレーニング。「足を高く上げすぎだ!」と選手同士で切磋琢磨
COMMUNITY

宮崎清久さん
 「三度の飯より野球が好き」というメンバーが集まったチームです。個々の実力は平均的ですが、「チーム力」を武器して、個人の実力に重きを置く米国のチームを打破してきました。今年の目標は、昨年果たせなかったJAA杯での優勝。練習はきついですが、皆楽しみながら参加しています。空いた時間に野球をちょっとやりたいという人よりも、アマチュアだけど真剣に取り組みたい人にピッタリのチームです。

 チームメイトは皆仲が良く、バーベキューなどを通して練習以外でも交流しています。また、日本に帰国したOBとも関係が続いています。野球好きな人、ぜひ一度練習に参加してください。

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New York Junks

JAA杯外務大臣杯軟式野球大会は、現在ランドールズアイランドで開催中。毎週日曜日にリーグ戦を行っている

■問い合わせ
〈JAA杯詳細〉
Jaabaseball.blogspot.com
〈New York Junks〉
nyjunks1989@gmail.com

MAIL
nyjunks1989@gmail.com
WEB
http://Jaabaseball.blogspot.com

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