2017/05/05発行 ジャピオン914号掲載記事

集まれ みんなの広場

ピギーズ

若手・ベテランが融合
機動力野球で戦う

 20代の学生から50代の社会人と幅広い層のメンバーが所属するピギーズ。野球の練習はもちろん、それ以外の活動でも交流を深めているせいか、メンバー間の絆の強さを随所で感じさせるチームだ。4月末開幕のJAA外務大臣杯軟式野球大会へ向けた練習を、4月初旬他チームと合同で行った。

 2012年のベスト8を最後にプレーオフから遠ざかっているが、1997年創部から今季はちょうど20周年の記念の年だけに、「機動力を生かした野球で勝ち、プレーオフに進みたい」と山本勇人(はやと)監督の言葉からは意気込みのほどがうかがえる。

 高校や大学クラスの野球経験者をずらりとそろえる強豪チームと違い、ピギーズでは経験者は少数。そんなチームの戦力を底上げしているのは、「野球未経験者」だと山本監督。

 「10年以上の在籍者が自分含め複数いて、全くの未経験という人に対しても野球を一から教えられる懐の深さがあります」

 人集めが難しいといわれる日本人野球リーグの中で、経験者だけに頼るのではなく、新しい戦力を育てることで、毎年安定した力を発揮するのがピギーズの特徴といえる。

 今年で4年目、山本監督に誘われ入団した小田桐亘選手(外野手)は、入団時は野球経験ゼロの初心者。しかし、メンバーの指導で飛躍的に成長を遂げ、現在はピギーズの「生え抜き」として活躍する。「素人でもこれまで続けられたのは、メンバーが良かったから」だと語る。真剣に取り組むほど野球の難しさを感じることが多くなったが、「失敗すればヘコみますが、あえてイジってくれるので、やりやすい環境です」と話す。

 「ニューヨークといえば野球ですから、観戦するだけでなく、野球に関わりたいと思い入団しました」と語るのは2年目の西山拳士郎選手(左翼手)。当地留学と同時に知り合いの紹介でピギーズに入団した。「年上で滞在歴が長い方が多いので、野球以外の海外生活のアドバイスももらえるのがありがたい」と話す。

 ルームメートの西山選手から誘われ今季入団したのが田中駿也選手(外野手)。他州から当地の大学に転入したのを機に入団した。実は転入前まで大学の硬式野球チームでプレーした経歴を持つ大型新人。それゆえ、「皆さんから期待していると言われます」と苦笑いしながらも、「みんな親切でやりやすい。みんなのために頑張りたい」と表情を引き締める。その言葉からもメンバー同士の絆の深さがうかがえた。

初心者も熱心に指導して戦力に育てるのがピギーズの特徴。入団4年目、野球経験ゼロから始めた小田桐選手も今や重要な戦力
この日、合同練習に参加したピギーズのメンバー。所属部員は現在15人ほど
ソフトボール経験者の市原遼子選手にも活躍の期待がかかる
COMMUNITY

山本勇人さん
 「みんなで楽しくやろうぜ」がモットー。メンバーは初心者から野球経験者、ソフトボール経験者の女子選手もいて、年齢も20代から50代までと幅広く、みんなで、和気あいあいとした雰囲気で活動しています。教えるのが好きなメンバーも多いので、未経験者も参加しやすいと思います。またJAA杯の期間中も試合後に練習をしているので、シーズン中でも入団したいという人も歓迎しています。JAA杯出場だけでなく、秋には企業チームとの練習試合も行い、試合後にBBQ、食事会もしています。学生も多く所属しているので、当地で働く社会人との交流の場にもなっています。楽しく野球をやりたいという人、ぜひ一緒にやりましょう。

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Piggies

JAA杯外務大臣杯軟式野球大会は現在ランドールズアイランドで開幕。以降毎週日曜日同所でリーグ戦が行われている。
■問い合わせ
〈JAA杯詳細〉
jaabaseball.blogspot.com
〈Piggies〉
y.hayato@gmail.com

MAIL
y.hayato@gmail.com
WEB
http://jaabaseball.blogspot.com

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