2017/04/21発行 ジャピオン912号掲載記事

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NYジョーカーズ

復活目指す古豪
勝ち切る野球を

 4月初旬、JAA(ニューヨーク日系人会)外務大臣杯軟式野球大会へ向け、各チームが本格始動した。

 今年で32年目を迎える伝統的な野球大会、JAA杯は4月末から8月までの予選リーグをA、Bブロックに分れて戦い、各ブロック上位4チームずつがトーナメント方式によるプレーオフに進出し優勝を争う。

 リーグ戦開幕を目前に控え、この日ランドールズ島ではジョーカーズ、ヤローズ(新撰組から改称)、ピギーズが合同練習のために集まった。早朝からキャッチボールとノック、参加者を2チームに分けて紅白戦を行い、汗を流した。

 ジョーカーズは1995年創部で22年の歴史を誇るチームで、過去10回の優勝を遂げている古豪として知られる。昨季のリーグ戦ではBブロック5位と苦戦、創部以来初めてプレーオフ進出を逃した。今年はプレーオフ進出はもちろん、2014年以来のトロフィー奪還を目標に掲げている。

 今季のチームは、日江井恵介監督(外野手・一塁手)とチームのベテランで総務を務める藤井重秋選手(捕手)を中心に、まとまりがあるのが特徴だ。

 2015年シーズン後、転勤のため主力投手が抜けた。今季は昨季加入した技巧派左腕、長島大介投手の奮闘に期待がかかる。長島選手は、「強いチームなのでずっと憧れていた」という理由で他チームから移籍を決断。大会出場自体は6年目となる左腕は、「1年を通じて、リーグの開催の時期が一番楽しい。この期間に思い切り野球ができるように、オフに一生懸命トレーニングしています。目標はもちろん優勝。防御率2点台を目指します」と力強く語る。

 入団3年目、キャプテンの石原伸一選手(二塁手・三塁手)は、「今年は大幅なメンバーの入れ替えが少ないので、チームワークが強み」と語る。また、昨季を振り返り、「最後の最後に勝ち切れず、結果僅差での敗戦が多く悔しい思いをしました。今季はそうした試合をものにする勝負強さを見せたい」と表情を引き締めた。

 リードオフマンの佐藤剛選手(遊撃手)は、残念ながらシーズン開幕を前にして帰国が決まっている。「いろいろなバックグラウンドを持つ人たちと出会えてよかった」と言い、「帰国は残念ですが、日本からチームの躍進を祈っています」と名残惜しそうな面持ち。

 日江井監督は、「『1番遊撃手』が抜ける戦力ダウンは痛いですが、強い結束力でリーグを戦い抜きます」と決意を新たにした。

「守って勝つ」がモットーのジョーカーズ。エースの技巧派左腕、長島投手の活躍に期待がかかる
創部22年、過去優勝10回という歴史を誇るジョーカーズ。全部員は現在、13人が所属している
合同練習では紅白戦が行われた。日江井監督が打撃で奮闘する
COMMUNITY

日江井恵介さん
 過去10回優勝しているという実績はチームで意識していて、リーグが始まれば「優勝」の二文字は常に各自の頭の中にあります。優勝を目標に、みんなで楽しく、そして勝つ野球をすることを目指しています。最近はどのチームも人を集めるのが難しく、チーム自体が消滅するところもあります。うちも事情は同じなのですが、実績があるジョーカーズは、他のチームから余計に警戒されるので、近年は苦しい年もありました。今季は「守って勝つ」というジョーカーズの伝統的なプレースタイルを心掛けてプレーオフ進出を果たしたいです。野球が好きであればどんな人でも歓迎しています。最近はベテランが多くなってきたので若い人は特に歓迎です。

メンバー募集中

New York Jokers

JAA杯は30日(日)からランドールズアイランドで開幕。以降毎週日曜日に同所でリーグ戦を行う。
〈JAA杯詳細〉
http://jaabaseball.blogspot.com

MAIL
mikufuji@optonline.net
WEB
http://www.facebook.com/NYJokers

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