2017/04/14発行 ジャピオン911号掲載記事

集まれ みんなの広場

ワールド大山空手クリフサイド道場

Just Sweat!
まずは体を動かそう

 雪がちらつきまだ寒さが残る3月中旬、ニュージャージー州クリフサイドの「ワールド大山空手道場」から、「一、二、三、四」と元気な掛け声が響く。代表の坂高永恭さんは、この場所で道場を開いて今年で20年目だという。

 この日は、子供5人と大人7人が参加し、「ファミリークラス」が開かれていた。このクラスは親子を含め、大人と子供が混ざって稽古をするのが特徴だ。

 まずは基本稽古から。「上段の突き!」と坂高さんの掛け声に続き、全員が「上段の突き!」と声を合わせる。それぞれ正面の鏡を見ながら、動きを確認する。大山空手は、基本、型、組手と三つの要素からなる。いろいろなパターンを混ぜて、各技の動きを確認することにより、一つ一つの技を磨き上げるのだという。

 構えを確認する型を練習した後、二人組で行う組手に移った。組手では子供は大人に打ち込むことが許されている。坂高さんが「思いっきりいけ」と声を掛けると、子供たちの目に力が宿る。一方、大人に向けては、「子供の突きだからといって受けてはいけない。相手の動きをよく見て受け流しなさい」と指導。相手の動きを受け流すことで、ダメージを受けないようにするためだと解説する。

 最後は腕と足にサポーターを付け、大人同士、子供同士で技を繰り出す自由組手で練習を終了した。

 道場に通い5年になる9歳の藤田善信(ぜんしん)くんは、「空手をしている上級生を見て格好良いと思って始めた。組手が一番楽しいです」と笑顔。

 週に4回通うほど熱心に取り組んでいる7歳の簾竣介(すだれ・しゅんすけ)くんは、道場に通い2年半になる。「道場に来ると友達に会えてすごく楽しい。組手の練習が一番好きで、痛みなんてへっちゃらです。これからも空手を続けたいです」とハキハキとした口調で答えてくれた。

 道場に通い1カ月のポリン・ナザリアンさんは、空いた時間を利用し、さまざまなクラスに週3、4回参加している。「打ち合いだけでなく、黙想(もくそう)、ストレッチ、そして相手をリスペクトする姿勢が空手の大きな魅力」と語る。同道場に通う兄の影響で通い始めたこともあって、自宅でも兄妹で自主練をすることもあるそうだ。

 「出席率がよく、長く続ける生徒が多い。教えなくても自然に上級生が、小さな子供の面倒を見る姿勢があるのもうちの自慢です」と、坂高さんは生徒たちを見て目を細めながら、誇らしげな表情を見せた。

子供と大人が一緒に練習する「ファミリークラス」。親子での参加に限らず、誰でも参加できるのが特徴
「ファミリークラス」の参加者。同道場には大人、子供合わせて50人以上が在籍。女性の生徒も多い
自由組手の練習をする簾くん(左)と藤田くん。「道場には友達がたくさんいて、来るのが楽しい」と話す
COMMUNITY

坂高永恭さん
 「空手は堅い」というイメージを持っている人がいるかもしれませんが、そんなことありません。当道場は年齢、性別、経験に関係なく空手を始められ、エクササイズとしてのクラスや親子で参加できるクラスなど、楽しく空手ができる環境作りを大切にしています。また、大山空手は受け技から教わるのではなくまずは攻撃の技から入るのが特徴です。護身術を習いたい人にもおすすめ。まずは「Just Sweat」。考えるのではなく、一緒に体を動かして汗をかきましょう。

 道着は無料で提供、腕に巻くサポーターも貸し出し可能です。また、自分の予定に合わせてどの曜日に、何回練習に来ても大丈夫。まずは無料トライアルで雰囲気を味わってください。

メンバー募集中

World Oyama Karate Cliffside Park Dojo

子供クラスは平日(水曜除く)午後4時30分から、大人向けのクラスは月、火、木曜日午後7時30分から、ファミリークラスは土曜日午後3時30分から。授業料は99ドル。「ジャピオンを見た」と伝えると最初の月が79ドルになる。

TEL
201-313-9787
MAIL
seiken1@verizon.net
MAP
654 Anderson Ave., Cliffside Park, NJ 07010

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