2017/03/17発行 ジャピオン907号掲載記事

集まれ みんなの広場

NYエンタメ・スポーツの会

NYで奮闘する
エンタメ人大集結

 2月、マンハッタンで「NYエンタメ・スポーツの会」が開催された。

 今回で10回目となった同イベントは、ここニューヨークのエンタメやスポーツ業界で奮闘する日本人が一堂に会し、交流を深めることを目的として立ち上げられたものだ。将来こうした業界で働きたい、と考える人にとっても、経験者の貴重な話が聞けたり、情報交換の場となることから、幅広い年齢、職業の人が集まる。

 受付で名札用のシールが手渡され、おのおのの名前と「歌、歌ってます」など、ひとことアピールを記入して胸元に貼り入場。

 最初の30分は歓談の時間が設けられたが、初対面の人も多い中、胸のシールが威力を発揮して、すぐに打ち解けて話が弾み、会場は和気あいあいとした雰囲気に。

 歓談の時間が終わると、メーンイベントのゲストによる講演会が始まった。この日は、ミュージカル女優の撫佐(むさ)仁美さんが登場。

 講演では、ブロードウェーで活躍するまでの経緯について語った。日本の劇団四季で経験を積み、満を持してやって来たニューヨークで、「最初は無給の仕事だった」と、思い描いていたものとはかけ離れていたと語る。それでも「とにかく続けていくことが大事。小さなことも一つ一つやってきて今がある」と熱意を込めて聴衆に語り掛けた。また、アーティストが突き当たる壁の一つであるビザ取得のアドバイスを語る際には、自身がビザ取得の際に提出した書類のファイルを持参し説明した。

 その後、質疑応答を経て、「自己アピールタイム」が始まった。これは希望者が前に出て自己紹介、または歌やパフォーマンスを披露する時間。

 自身の活動についてスピーチする人から、自前の音源を持ち込んで歌声を披露する人の他、腹話術や「『PPAP』のセリフを世界各国の人がやったら?」という一発芸を披露する人も現れた。エンタメの分野で活動する参加者が多いだけに大いに盛り上がった。

 この日参加した古田夏帆さんは、撫佐さんのフェイスブックでの告知を見て参加を決めたと語る。「ミュージカル女優を目指しているので、撫佐さんの話を絶対に聞きに行かなくてはと思って来ました」と笑顔で話した。

 この会をきっかけに、新たな交流が生まれたり、先輩からアドバイスをもらったりと、多くが満足げな表情を浮かべていた。

ゲストにミュージカル女優の撫佐仁美さんを迎えた講演会。現在に至るまでの活動について語った
参加者はアーティスト、歌手、パフォーマーをはじめ学生、ビジネスパーソンなど幅広い層が集まっている
歓談の時間には、経験者への相談や交流が盛んに行われた
community

中澤利彦さん
 実はしばらく会を開催していませんでした。先日、日本の方から「エンタメの会は今やっていないんですか?」という問い合わせをいただいたのをきっかけに、久々に今回開催しました。今後はもっと頻繁に活動をしていこうと考えています。ニューヨークで同じ目標を持って活動している者同士の交流の場として、「気軽に行ける場所」にしていけたらと思っています。

 現在はエンタメ業界で活動してる参加者が多いですが、「スポーツ」とも銘打っているので、スポーツ業界で活動する人、エンタメ業界に興味がある人、また他の分野で活躍する人など、幅広い層の参加者を積極的に集い、コラボレーションできればうれしいですね。

メンバー募集中

NYエンタメ・スポーツの会

マンハッタンのグローバルラボにて、月1回開催予定。エンタメ、スポーツ業界で活動する人、業界に興味があるという人の参加を歓迎。詳細は下記ウェブサイトから。

MAIL
ny.entame@gmail.com
WEB
https://nyjapanentertainment.wixsite.com/home

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