2017/02/24発行 ジャピオン904号掲載記事

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ポペノメソッド

聞き返されない英語に
日本語なまりを矯正

 発音矯正のスペシャリスト、ジョシュア・ポペノさんが開発した、日本人のための英語発音矯正法「ポペノメソッド」による発音矯正レッスンが、ミッドタウンで開講されている。日本に16年間在住してミュージシャンや声優として活動する傍ら、日本人の英語の発音矯正にも取り組んできたポペノさんは、日本人のクセや苦手な発音に精通していて、「このメソッドは、日本語なまりの英語の発音を効果的に矯正します」と明言する。

 「ダダダ・ダー・ダダダ」と英語クラスらしからぬ発声が聞こえる。中には手にした鏡をのぞき込みながら、口元の動きを見る生徒も。「日本人は口周りの筋肉を使わないので、口の形や舌、唇、顎の使い方を覚え、筋肉を自然に動かせるように練習します」とポペノさん。

 「I know it was you.」の文章では、「ダ・ダー・ダダダ」と声を出してスピードとリズムを覚えるといった独自の方法だ。生徒は発音ストレスの大きさで、大小の丸印をテキストの文章に付け、それに合わせ、指揮を取るように指を動かして何度も繰り返し発音して身につけていく。さらに、一人ずつ順番に発音して、ポペノさんがそれを修正する念の入れよう。「発音はいくら本を読んでも変わりません。エクササイズが一番大事」と、生徒に体で覚えることを実践させている。

 ウェストチェスターから通う主婦の長澤江美さんは、来米して6カ月。「発音が悪くて相手によく聞き返されました。でも先生がクセを指摘して修正してくれて、間違った方法で発音をしていたと気づきました」と効果を実感する。

 「口の周りの筋肉をたくさん使うので、クラスの後は疲れます」と言う会計士の好田健祐(けんすけ)さんは、「口や舌の動かし方を意識したことがなかったので、目からウロコでした。先生の教え方はエンターテインメント性があって、引き込み方が上手なので楽しいです」とクラスに通って1年になる。

 税理士の柳澤大美(ひろみ)さんは、「発音を直してコミュニケーションをスムーズに行いたくて参加しました。先生は日本人の苦手な発音を熟知していて、そこにフォーカスしてくれるので、気づきがたくさんあります。日本人の苦手なRとLの発音も、日本人の舌や話し方の特徴を考慮した方法を教えてくれました。日本人はみんな受けるべきですね」と大絶賛。ポペノさんは、「でも発音改善に最も重要なのは、日々練習を続けていくことです」と努力の大切さを強調していた。

クラスは週1回、4カ月でフルセッション。発音、リズム、母音、子音、コネクションなどが4部で構成され、各部4回ずつ全16回の集中講座で、基礎的な発音の技術が学べる
会社員、学生、アクター、シンガー、アーティストなど、生徒の顔ぶれは多様
生徒は時々鏡を見て、口の周りの筋肉の動きを確認しながら発音している
2017-02-23 23.21.47

ジョシュア・ポペノさん
 参加した当初は皆さんナーバスになっているので、ハッピーで楽しいレッスンになるようにしています。クラスのゴールは、あなたが話したことが相手に一度で理解され、問題なく会話ができるようになること。つまり、問題なくコミュニケーションできるようになることです。ネーティブのように発音する必要はありません。発音は体で覚えるスキルなので、口の動かし方を物理的にどう変えるかが分かれば、効果的に発音を改善できます。英語の発音が良くなれば、毎日が楽しくイージーになって、人生も良くなります。レッスンを通して発音の変化を実感してください。ミュージシャンでもある私が制作したユーチューブ「Japanese Food Music Video」も、ぜひ見てください。

メンバー募集中

Popenoe Method Class

毎週火曜日午後7時〜8時30分、水曜日午後1時〜2時30分、土曜日午前11時〜午後12時30分に、ミッドタウンのShetler Studios(244 W. 54th St.)で開講。月初めからいつでも開始可能。全4回で160ドル(早期申込み150ドル)。個人レッスン可。

MAIL
joshua@popenoemethod.com
WEB
http://www.popenoemethod.com

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