2017/01/13発行 ジャピオン898号掲載記事

集まれ みんなの広場

子供のアイススケートクラス

冬の空気を体感
夢中で滑る子供たち

 冬の風物詩、ブライアントパークのアイススケートリンクで、フィギュアスケートコーチの島田美樹さんの指導による「子供のためのセミプライベートクラス」が行われている。

参加者は、リセ・ケネディ日本人学校の土曜日補習校に通う野崎紗優利(さゆり)ちゃん(6歳)、カーンズ・深愛(みあ)ちゃん(5歳)、ストーン・海介くん(6歳)で、「個性も習熟度や成長の度合いも違いますが、仲良く練習しています」と島田さんは3人に笑い掛ける。

 前回のおさらいの後、エッジを使って円形に滑る練習や、波線の形にくねくねと進むスネーク滑りの練習といったいろいろな滑り方を学んでいく。まず島田さんがお手本を見せて、子供たちが真似てチャレンジ。リンク上に引いた直線とバツ印を使った「バニーホップ」の練習に入った。これは直線上をまっすぐ滑って、バツ印のところで飛び上がってまた直進する一番簡単なジャンプ練習だ。子供たちは転んでもへっちゃらで、すぐに起き上がって滑っていく。

 遊びを入れ込んで、子供たちを楽しませることも忘れない。みんなのお気に入りの「だるまさんが転んだ」では、スピードをつけて滑ってピタッと止まるという動きを自然に身につけていく。島田さんに奪われた帽子を取り返す遊びでは、右に左にさまざまな動きをして逃げる島田さんを追い掛けて子供たちは大騒ぎ。「子供は言葉で説明をしても難しいので、線や遊びを使って楽しく滑っているうちに、自然に学べるように工夫しています」と語る。

 ブルックリン在住の海介くんの母親、保坂美和子さんは、「前回のレッスンから参加させていますが、すごく楽しかったようで、あと100回滑りたい!と大喜び。うちは家族全員滑れるので、いつかみんなで一緒に滑りたいです」とその日を心待ちにしている。

 深愛ちゃんの母親の藤井彩穂(さほ)さんは、「美樹先生のおかげで確実に上達して、去年は立つのがやっとだったのに、今年はこわがらずに滑れるようになりました。日本語に触れるいい機会にもなっています」とその成長ぶりを喜ぶ。

 「うちの娘も美樹先生のおかげで、普通に滑れるようになりました。冬になると自分からやりたがって楽しみにしています。冬にできるスポーツはなかなかないのでいいですね」と、今回3シーズン目の参加となる紗優利ちゃんの母親の美帆さんは話す。島田さんは、「子供との信頼関係を作ることがいちばん重要です」と力を込めていた。

ブライアントパークのアイススケート場では、レベルに合わせて個人やグループレッスンをはじめ、無料の上級者用レッスンや初心者用ランチブレークレッスンも提供している
毎週土曜日のレッスンに参加の3人は土曜日補習校の同級生で、仲良く練習を続けている
日本の伝統的な遊びなどを入れ込むと、子供たちは夢中になって自然にうまくなっていく
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島田美樹さん
 子供に教えるときには、「この子は体が柔らかい」「この子はコツコツやる勤勉タイプ」というように、一人一人の体の特性と性格を見てどう教えるかを考慮しています。子供は最初のうちは緊張していて不安だらけなので、信頼関係ができるように接しています。また、私は30歳から滑り始めたので、大人になって始めた初心者の気持ちが経験からよく分かります。大人は氷の上を滑るのが恐い、転ぶと恥ずかしいと思いがちですが、冬の空気を楽しもうという軽い気持ちで参加してください。特に朝は空いているので気持ちよくておすすめです。子供クラス以外にも、親子で練習したい方や、個人レッスンなどいろいろアレンジできるので、気軽にお問い合わせください。

メンバー募集中

Ice Skating Class

毎年冬期(3月5日まで)に、ブライアントパークのアイススケートリンクでレッスンを行う。リンクへの入場は無料(靴の貸出は有料)。レベルや人数、日程などの要望に合わせてクラスを設定する。

TEL
917-213-4410
MAIL
mikichkaskater@gmail.com
WEB
https://sites.google.com/site/iceskatingwithmiki

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