2016/09/09発行 ジャピオン881号掲載記事

集まれ みんなの広場

ビンガムトンラケットクラブ

日本人プロコーチが指導
鬼の特訓で上達実感

 ニュージャージー州の「ビンガムトンラケットクラブ」で、USPTR(米国プロテニス協会)プロ資格を持つ江本美布巳(みふみ) さんが指導するレッスンが行われている。「コーチ歴21年の経験を生かし、生徒さんのテニス上達の力になりたいです」と言う江本さんが教える生徒の年齢層は、6歳から70代と幅広い。 

 この日のグループレッスンは、レギュラーメンバー4人が集合したところで、ウオームアップの後、基礎練習が始まった。江本さんが出すボールを順番に3球ずつ打っていく。「じゃあ3球目は厳しいボール行きますよ」と速い球を打ち込む江本さん。「高さを出して」「テイクバック!」と江本さんの声が飛び、全員汗だくでボールを追う。

 スマッシュの後は、ダブルスのチームワーク強化のためのポジションの取り方と足を小刻みに動かす練習「球出しの特訓」が始まった。容赦なく江本さんが打ち込む鋭いボールを、2人一組で休みなく打ち込む様子は、まるで高校の部活。「鬼と言われています」と江本さんが笑う。生徒たちは「きつーい」「参ったぁ」と言いながらも、脱落することなくついていく。最後に、この日行った練習の復習を兼ねてダブルスでゲームを行って終了した。

 「この歳でやることじゃない、というくらい特訓は苦しいです」と汗を拭うテニス歴15年の深石妙子さんは銀行員。「とにかくテニスが大好きで、テニスと仕事だけの毎日です」と苦笑する。テニス歴30年の製造業に就く鳥居隆さんは、「特訓にもようやくついていけるようになりました。2時間みっちり教えてくれて、息つく暇もないくらい厳しいですが、おかげで自分でもうまくなった実感があります」と、苦しい練習から得たものは大きい。

 主婦の小川順子さんは、駐在で来米して1年半。「皆さん米国の生活が長いので、テニスだけでなく暮らしのことも教えてもらえるので助かります。特訓はハードで慣れるまで大変でしたが、頑張ってついていってます」と話す。毎週ロッカウェーから通う、銀行員でテニス歴15年の小林徳子(のりこ)さんは、「チームメートみんなで、なごやかに楽しくやっています。先生は練習の中にたくさんメニューやパターンを盛り込んでくれて、教え方が素晴らしいです」と語る。

 同クラブディレクターのロベルト・コリアトさんは、「彼女は唯一の日本人のコーチで、そのプロフェッショナルな指導のおかげで、日本人の生徒がたくさん集まっています」と、江本さんに大きな信頼を寄せていた。

グループレッスンは1時間30分、プライベートレッスンは1時間で、ストロークやスマッシュ、ボレー、フォーメーションなどすべてのメニューが盛り込まれている
中級から上級レベルのレギュラーメンバー4人が集まってレッスンを受けている
球出しの特訓になると、コートの中を2人一組でボールを追って走り回る
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江本美布巳さん
 私の指導はよく厳しいと言われるのですが、その一方で、練習がとても楽しい、上達してうれしいと喜んでもらっています。大人の生徒さんには、楽しい趣味として、また健康維持を目的にして頑張ってもらっています。おかげで、どのレッスンも皆さん和気あいあいと楽しそうで、年配の方もとても元気にプレーされています。子供たちには、挑戦すること、諦めないこと、努力すれば必ず結果が出ることをテニスを通じて教えています。失敗を恐れずがむしゃらに上手になろうとしている子供たちの姿が大好きで、それは私自身のスタイルでもあります。子供から大人までレベルを問わず教えているので、まずは体験レッスンを。初心者には一から手ほどきします。

メンバー募集中

Binghamton Racquet Club

毎週月曜日から土曜日に、ニュージャージー州のエッジウォーター(737 River Rd.)で、リトルキッズ、ジュニア、大人のクラスを開催、随時プライベートとグループの体験レッスンを行っている。

TEL
201-945-9500
MAIL
mifumiemoto@gmail.com

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