2016/08/26発行 ジャピオン879号掲載記事

集まれ みんなの広場

ライラケットクラブ

走る、打つキッズたち カラーウォーで喜ぶ

 ウェストチェスター郡ハリソンにある「ライラケットクラブ」で、サマーキャンプのプログラム、カラーウォー(運動会)が開催された。子供たちが4チームに分かれてさまざまな競技を楽しく競い合う、みんなの一番のお気に入りのプログラム。

 同クラブでのインストラクター歴20年のディレクター稲川剛さんは、「テニスは個人スポーツなので、みんなが参加するサマーキャンプを通してチームワークを教えたい」とその目的を話す。

 テニスコートではリレーが始まり、赤、青、黄、緑のチーム別のTシャツ姿の子供たちが、ラケットにテニスボールを乗せて全力疾走して次の仲間に渡していく。「早く早く!」「頑張れー!」と、黄色い声援がコート内に響く。

 稲川さんが持つボールの動きに合わせて、左右にステップ、ジャンプするゲームでは、最後まで指示通りに動いた子供たちのチームには得点が加算される。

 「実はこれは、フットワークと反射神経の練習を取り入れたゲームなんです」と稲川さんが解説。交代でコーンを運んで、先に3目取ったチームが勝つ「チックタックトゥー」(三目並べ)は瞬発力の訓練になり、ネット越しに立てられた2本のターゲットを、ボールを打ち込んで倒すゲームはコントロールを上げるなど、ゲーム感覚で遊んでいる間に、自然にテニスも上達していく内容になっている。種目が進むにつれて、子供たちの歓声も最高潮に達した。

 クラスに参加して4年になる主婦の高野久美さんは、「コーチが熱心に教えてくださるので楽しく続けています」と喜ぶ。毎年サマーキャンプに参加している息子の佳哉(かや)くん(12歳)と周哉(しゅうや)くん(10歳)は、「サマーキャンプは、運動会が一番楽しい」「ターゲットをノックダウンするゲームが面白かった」と競技を満喫していた。

 主婦の横川純さんは親子で参加して2年になる。「もう少し頑張れば取れるボールを出して取らせて自信をつけるといった、稲川コーチの的確な指導のおかげで、息子の信行(10歳)の腕が上達しています」と目を細める。サマーキャンプへの参加2年目の信行くんは、「テニスは友達がたくさんいるので楽しい。試合に勝ったらうれしいけど、負けたら次で頑張る」と、のびのび育っている。

 剛さんの妻でプログラムディレクターの稲川宏美さんも、「きょうはコーチもスタッフも、子供たちを応援して一緒に楽しみました」と満面の笑顔を見せた。

サマーキャンプのプログラムとして、毎週金曜日に開催された色別4チーム対抗の運動会。テニスの経験や年齢を問わず、誰でも楽しめる内容になっている
7歳から17歳の子供36人が参加した。フロリダや日本からの参加者も
クラスでは筆遣いを変えながらアルファベットを書いていく。クラスが進み、皆集中モード
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稲川剛さん
 子供たちがチーム一丸となって頑張ってくれて、とてもいい運動会でした。普段のクラスでは年齢とレベル別で練習していますが、サマーキャンプは全員が顔を合わせるので、先輩は後輩を手助けし、後輩は先輩を見て自分もあんな風に上達したいと思うようです。毎年参加している子供たちの成長ぶりを見るのが、コーチとしての楽しみの一つです。ライラケットクラブは、日本人スタッフも現地スタッフとタグを組み、生徒の皆さんに、きめ細かい指導を届けられるよう常に心掛けています。テニスは、家族や仲間とのつながりを作ります。シニア向けのシルバーラケットプログラムや、初心者対象のクラスも開催しているので、年齢やレベル問わず楽しんでいただけます。

メンバー募集中

Rye Racquet Club

通常クラスは毎日開講。大人と子供(3〜17歳)対象の個人やグループクラスあり。9月7日(水)開講の秋のセッションへの登録受付中。

TEL
914-835-3030
MAIL
hiromi@ryeracquet.com
WEB
http://www.ryeracquet.com
MAP
3 South Rd, Harrison, NY 10528

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