2016/07/08発行 ジャピオン872号掲載記事

集まれ みんなの広場

ナナバレエ

憧れのバレリーナに 笑顔で基礎から学ぶ

 「パッセ、タンデュ。パッセ・タンデュ、アロンジェ」。ユニオンスクエア近くのスタジオで、生徒たちが真剣なまなざしで踊っている。 

 バレエ歴30年、講師歴20年の経験を持つ三木奈奈さんが主宰する「Nana Ballet」の「やさしい初級バレエクラス」のレッスンだ。「バレエの基礎テクニックのトレーニングを重視して、踊ることを楽しんでもらいます」とほほ笑む三木さん。

 バーを使ったウオーミングアップで体をほぐした後、バーにつかまって軸足をつけ回転するレッスンに移る。まず三木さんがお手本を見せ、生徒がそれに倣う。「グラグラしなくなりましたね」「力のかけ方が安定してきましたよ」と声を掛けると、生徒たちの顔もほころぶ。

 センターレッスンでは、ピルエット(回転の動き)やバランセ(ワルツステップ)といった、基本の動きや組み合わせを覚えていく。足の動きの練習に入り、「前、後ろ、横、前」との三木さんの声に合わせて、「余裕、余裕」と言いながら上手に足を動かす生徒たちだが、そこに手の動きが加わった途端、「わー、手足がむちゃくちゃになる」「これ、難しい」とよろけながら笑い合う。「笑うと筋肉が柔らかくなる」そうで、三木さんはレッスンの中に笑いの要素を必ず入れているという。

 最後はバリエーションの練習で、三木さんが順番に個人指導をしていく。この日はバレエ歴3カ月の行徳益子さんの初発表会も行われ、三木さん持参のドレスを着用してビデオ撮影が行われた。「みんなの前で踊る日が来るとは思ってもなかったです。先生のおかげです」と喜ぶ行徳さん。

 日本語教師のシーヒー・真美さんは、「40過ぎて練習を始めても体が柔らかくなるし、上達できるのが楽しくてやみつきです。ますます元気でお肌もツヤツヤ」と笑顔で話す。翻訳・通訳会社経営のクラーク・庸子(ようこ)さんは、バレエ歴4年。「老化防止のために始めましたが、姿勢が良くなり、創造力がついて美的感覚も養われ、体も頭もさえてきます」とその効果を挙げてくれた。

 クラス歴 1年半の柏木亜利朱さんは、アートディレクター&デザイナー。「ずっとコンピューターの前に座っているので、姿勢を良くして、筋肉を付けたくて参加しましたが、もう夢中です。ターンもできなかったのに先生の指導のおかげで、一作品踊れるまでになって、自分でもびっくり」と声を弾ませる。

 三木さんは、「生徒さんの要望に応えながら、一人ずつ丁寧に指導していきます」と話した。

2011年にスタートした「ナナバレエ」。14年から始まった大人のための「やさしい初級バレエクラス」では、バレエの基礎や技術を身に付けていく
バレエ歴の短い参加者や全くの初心者もいて、30代後半から50代の女性が多い
後半では古典作品の振り付けと練習が行われ、三木さんが一人ずつ順番に指導する
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三木奈奈さん
 バレエのレッスンは敷居が高いと思い込んでいる方が多いですが、決してそんなことはありません。エクササイズや老化防止のために始めたという方や、昔からバレエに憧れてやってみたかった、子供が習っているのを見ているうちに自分もやりたくなった、といった動機で始める参加者も多いです。バレエ未経験の方や、体が硬いから無理と諦めている方には、ぜひ体験してほしいです。バレエは40歳や50歳になっても始められますよ。50代でクラスに通い、バレエの楽しさを知り、個人レッスンを受ける生徒さんもいます。

 この春には、自分が目指す体作りのパーソナルトレーニングコース、「ナナ・ボディアートメイキング」も始めました。

メンバー募集中

Nana Ballet

初級者の大人クラスは90分のセミプライベートレッスン。不定期で主に週末、生徒の要望に応じて、CRSスタジオ(123 4th Ave.)で開催。「キッズクラス」や「美容アンチエイジング・バレエクラス」も開講中。

TEL
917-605-0709
MAIL
nana@nanaballet.com
WEB
http://www.nanaballet.com

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