2016/06/10発行 ジャピオン868号掲載記事

集まれ みんなの広場

カモネギーズ

チーム結成後の初試合 粘りの日本バレーで圧勝

 今年1月に結成した男女混合6人制のバレーボールチーム「カモネギーズ」。今回結成後、初めての試合が、ミッドタウンウェストのジョン・ジェイ・カレッジで行われた。

 「設立目的の一つは、ニューヨークの日本人バレーボールプレーヤーの発掘です」と話す、キャプテンの伊藤達男さん(ミドルアタッカー)は、「日本人らしい、粘るバレーをやります」と意気込む。試合出場者は全員バレーボール経験者で、伊藤さんの呼び掛けで集まった仲間が中心だが、この日が初顔合わせというメンバーもいる。

 夜8時過ぎに試合開始。1セット25点先取で、3セット先に獲得した方が勝ちというルールだ。対戦相手のアメリカ人チーム「スパイク・イット・ダウン」は、体格が良くパワーがある。体力では負けてしまうので、積極的に攻撃に出た。

 セッターのすぐ手前でアタッカーがジャンプするAクイックで相手のブロックを中央に集めたところで、両サイドから強いオープン攻撃を仕掛ける。「テクニックとスピードで、高さとパワーに対抗する」というチームの思惑通り、第1セットを25対13と余裕で先取。その波に乗って第2セットでも、セッターの的確なトスからアタッカーの強烈な打ち込みが続く。あまりに一方的過ぎる攻撃に、相手はすっかりやる気を失ってしまい、チームは3セット完封勝ちを決めた。

 「バレーボールは攻撃が大事。アタッカーがどんどん攻撃してくれて、みんな伸び伸びといいチームプレーができました」と言うのは、バレーボール歴約20年、学生の宮下和子さん(レフト)。その大活躍のレフトアタッカー、滝澤克明さんは、バレーボール歴6年の学生で、「ボールに触るのは1年ぶりだったんですが、けっこうできるものですね」と話し、「メンバーとは初対面なのに、初めて会った気がしなくてとてもやりやすかった。次の試合にもぜひ参加したいです」と、さらなるやる気が出てきたようだ。

 試合ではコートの右半分を一人で守り切った建築士の山内つかささん(ライト)は副キャプテンで、日本では強豪チームのキャプテンをやっていた。「他にも4チームに所属していますが、このチームは一人一人が強いので、面白いゲームになりました」と笑顔を見せた。

 「うちのチームが、えらく強くてびっくりしました。これからもっと強くなれると思います」と伊藤さんも予想以上の結果を喜ぶ。新チームの今後の活躍に期待したい。

全員が中級レベルの経験者で、勝ち負けにはこだわらないが全力でプレイするチーム。今後は、ニューヨーク・アーバン・リーグに所属して通年で活動していく
掲示板でメンバーを募り、集まったチームメートは7人。新しい仲間を待っている
バレーボールはガッツポーズ禁止。点が入るとみんなでハイタッチしてたたえ合う
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伊藤達男さん
 ニューヨークは自己主張が強くないといけない場所。自己主張することに疲れたボワーンとした感じの人が集まっています(笑)。あまりガツガツしないで、日頃のストレスを発散してよく眠れたらいいかなという感じで続けていきます。特に男性には厳しい街。疲れている男性が力の抜ける場所を提供します。学生の皆さんは日頃の勉学の息抜きに、存分に若いエネルギーを試合で発散してください。

 パワーに屈しない粘りの日本バレーを信条に、マンハッタン内のリーグに所属し活動していきます。バレーボール経験のある人にぜひ参加して欲しいです。特に背が高くてジャンプ力のある若い男子が入ってくれたら最高ですね。

メンバー募集中

kamonegi’s

週1日、月・火・水曜日のいずれかに、主にアッパーウェストサイドの体育館で試合を実施している。これから暖かい日はビーチバレーで練習をする。バレー経験者を求む。参加費は毎試合ごと20ドル、学生割引あり。

MAIL
praesepe_m44@icloud.com

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