2016/06/03発行 ジャピオン867号掲載記事

集まれ みんなの広場

ニューヨーク日本学生会

学生と社会人が交流 学生目線で就活支援

 留学生への就活支援や、学生同士の交流会の開催などの活動を続ける「ニューヨーク日本学生会(NYJSA)」。同団体が年1回開催する就活イベント「学生×社会人交流会」が、今年もミッドタウンで行われた。同団体副会長の正田真教(まさのり)さんによると、「各業界から社会人を招き、就活のノウハウやアドバイスを直接受けられる機会を設けます」とのことで、会場にはスーツ姿の学生が詰め掛けた。

 第1部では、情報セキュリティー会社から内定を受けた正田さんと、卒業後1年間米国で働けるOPTを取得した後、商社広報部に勤務する二木すみれさんがゲストスピーカーになり、マイナビUSAのマネジャーでグローバルキャリアカウンセラーの大澤直美さんからの質問に2人が答える形式で進行。就活での苦労を問われた正田さんは「情報収集に苦労したが、担当者の方と直接会って肌で感じて分かることもある」と、アドバイスも入れて返答。ファッションに関する質問に、二木さんは「第一印象で9割決まると聞いていたので、髪の色や化粧に気を付けました」と答えた。会場を見回しながら、「将来を考えた、意識高い系の学生が集まっていますね」と大澤さんは感心し、頑張る学生への就活支援と協力を続けたいと語った。

 第2部では、学生が社会人に質問や相談をする交流会が開かれた。メーカー、商社、金融、会計、不動産など15社が参加。担当者と直接会える機会とあって、学生たちは積極的に話し掛けていた。

 岡山大学在学中の藤本麻衣さんは、現在、交換留学生としてバルーク大学に在籍。「商社や航空会社の担当者からお話を伺い、自分の向き不向きが分かってきました」と話し、「日系企業が多いので、私のように日本で就職予定の学生にも大変参考になります」と有意義だったようだ。

 「きょうはメリットしかなかったです」と喜ぶ早稲田大学の畠山直也さんは、ストーニーブルック大学に交換留学生として在籍中で、「商社の担当者とお話して、残業制度や語学プログラムなど具体的なことも教えてもらえてとてもよかったです」と大満足。

 交流会の進行に関わった、同団体のイベントリーダーでバークレー大学の中岡優太さんは、「たくさんの社会人と会えることや、自分の意見が反映された学生目線でイベントが行えるのがNYJSAの魅力です」と笑顔を見せた。

 就活に頑張る学生たちは、充実した時間を過ごしていた。

2006年に発足したNYJSが主催する、毎年恒例の学生と社会人の交流会。約2時間カジュアルな形式で進行し、学生の質問に各企業の担当者らがアドバイスを与えた
専攻や目標は違えど、就活に燃える約50人の学生たちが参加。会場には若い熱気が漂っていた
第1部のゲストスピーカーによるパネルトーク。会場の学生は真剣な面持ちで耳を傾けていた
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正田真教さん
 今年でちょうど10回目となる交流会でしたが、多くの学生と社会人の方々に集まってもらえてよかったです。NYJSAは、年齢に関係なく、語学学生や交換留学生なども含めて学生だけで活動している団体です。ニューヨークで何かを成し遂げたい、自分の証を残したい、積極的に何かにトライしてみたい、次のステップにしたい、自分を変えたい、そんな学生たちを待っています。ここでの活動を通じて見聞が広がり、自分を成長させることができ、ビジネススキルも学べます。

 レクチャーや企業説明会、模擬面接といった就活支援のイベント以外にも、夏はビアガーデン、冬はクリスマス会などの楽しい各種イベントも行って親睦を深めています。

メンバー募集中

New York Japan Student Association (NYJSA)

毎週金曜日の午後6時から7時にミーティングを行い、情報のシェア、イベント企画や運営などについてメンバーで話し合っている。現役の学生なら誰でも参加可能。

MAIL
info@nyjsa.com
WEB
http://www.nyjsa.com

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