2016/03/18発行 ジャピオン856号掲載記事

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ジャパンカップ

最強日本チーム決める 年に一度の決戦の場

 ニューヨーク近郊の日本人サッカーチームが戦い、ナンバーワンを決める、ジャパンカップが2月の最終週の土曜日、ランドールズ島で催された。参加は前年覇者でクイーンズを拠点とするオンセサムライ(オンセ)はじめ、マンハッタンを拠点に活動するマンハッタンユナイテッド(マンU)、FCジャパン(ヴェルデ、ブルー、ジャッロの3チームが参戦)、ITU、ニュージャージーが拠点のACロッソ、プリンストンFCの8チーム。

 今回オーガナイザーの重責を担った石原陽二さん(マンU)が開会を宣言し大会が始まった。試合方式はハーフコート、20分1本の8人制。4チームずつA、Bグループに分かれ、各組上位2チームが決勝トーナメントへ進出する。

 ジャパンカップは、今年で6回目の開催で、「サッカーを通じた日本人コミュニティーの交流を深めることが目的。でもそれぞれプライドをかけた戦いになります」と語る石原さん。自身もプレーヤーだが、この日は裏方に徹し、記録を付け、各チームに声を掛けながら会場を走り回る。「チームが勝ち進めば、決勝トーナメントは出たい…」と予選リーグの熱戦を目の当りにし、本音がポロリ。

 決勝トーナメントでは、ヴェルデ(A組1位)とマンU(B組2位)、ロッソ(B組1位)とオンセ(A組2位)が対戦、ヴェルデとオンセが決勝に駒を進めた。決勝戦は、序盤から果敢に攻めるヴェルデが開始5分に挙げた1点を守り切り、優勝を果たした。

 大会MVPにはFCジャパン監督で、ヴェルデのキャプテン、徳元宏文さんが選出された。徳元さんは、「試合時間が短いので、『相手に隙を与えないこと』をチームの共通認識として持っていた。結果、無失点だったことが優勝につながった」と満足げな表情。

 準優勝、オンセのキャプテン、海瀬兼一さんは、「優勝は逃しましたが、今日来た11人全員が出場し、いつもの練習の成果を出せてよかった」と爽やかな笑顔を見せた。

 3位、ロッソのキャプテン、池田秀一さんは、「若い連中にパスを出したけど、ことごとく(シュートを)外したので、それをネタに今日は酒を飲みたい」と笑い、「(石原)陽二君のおかげで、楽しい一日が過ごせた」と話す。

 3得点でヴェルデ優勝に貢献、得点王に輝いた鶴見康二さんは、印象に残る1本に「準決勝のマンU戦で2点目となり、試合を決定付けたゴール」を挙げた。

 最後は大会開催に尽力した石原さんを一同で胴上げして大会が終了した。

年に一度、日本人チームのナンバーワンを決める大会、ジャパンカップでは、各チームがプライドをかけて戦う
この日は早朝から、8チームのメンバーが一堂に会した
大会の運営の重責を果たした石原陽二さんを最後に胴上げする一同
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石原陽二さん
 2カ月前から会場の手配など、準備を始めました。一番苦労したのは試合の組み合わせ。実は8チーム以外にも、参加希望の問い合わせがありました。ですが限られた時間と2コートで行う大会なので、最終段階までチーム数と組み合わせを考え、お断りしたチームもありました。今日は心配した大きな時間の遅れもなく進行できて、みんなが「楽しかった」と声を掛けてくれたのでほっとしています。今回は一人で準備しましたが、来年は各チームと力を合わせて大会を運営するようにしたいです。大変でしたが、最後に胴上げまでしてもらってて、うれしかった。大会を見て、各地にいろいろな日本人チームがあることを知り、サッカー人口がもっと増えてくれればうれしいです。

メンバー募集中

今回、大会に参加したニューヨーク、ニュージャージの各チームの問い合わせ先は次の通り。
・FC Japan/fcjnewyork@gmail.com
・Once Samurai/once.samurai11@gmail.com
・AC Rosso/harureikanon@gmail.com
・Manhattan United/manhattan_united2001@ hotmail.com
・Princeton FC/tnoguchi0821@gmail.com
・ITU/imfumi@hotmail.com

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