9.3セントの増税 ガソリン税引き上げ開始<ニュージャージー>

ニュージャージー州のガソリン税は1日、1ガロンあたり9.3セントの増税が施行された。同日付NBCニューヨークが伝えた。

同州の財務局は、州内のガソリン消費は3月から5月にかけて、38.7%減少、軽油燃料は16.5%減少。増税は感染拡大によって燃料消費が低減化傾向にあるためとしている。この増税は州の交通信託基金(TTF)を支え、安定した収入源を必要とする2016年の法律に準拠している。

クリス・クリスティー前知事が署名した同法の下で、TTFは道路や橋のインフラを改善するために8年間で160億ドルを提供することが義務付けられている。同法ではTTFの資金確保を保証する手段として、石油製品総収入(PPGR)税率を調整し、毎年およそ20億ドルを捻出する必要があると概説。同法の下でガソリンと軽油のPPGR税がそれぞれ9.3セント値上がりし、現在の自動車燃料税と合わせると、ガソリンが50.7セント、軽油は57.7セントとなった。

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