2015/07/17発行 ジャピオン822号掲載記事

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男子バスケットボールチームMONDAY

楽しく真剣勝負 強豪バスケチーム

 去る6月23日夜。ミッドタウンのノーマン・トーマス高校の体育館は、ただならぬ熱気に包まれていた。ニューヨークのアマチュア・バスケットボール・リーグ「アーバン・プロフェッショナルズ」の春シーズン決勝戦に、日本人チーム「MONDAY(マンデー)」が進出したためだ。400チーム以上が参加し、実力別にディビジョンが分かれている同リーグは、全米でも最大規模。プロの審判を起用し24分ハーフという本格的ルールゆえに、上位クラスではNBA級の選手が活躍するほど実力重視が身上だ。

 その中でも中級レベルに属する「マンデー」の決勝進出は、3年で2度目。前回は辛くも優勝を逃している。「今シーズンのレギュラー試合は8戦中7勝1敗で1位通過。今年のチームはまとまりが抜群。きょうも勝利しか頭にありません」と試合前に目を輝かせるのは、キャプテンの百瀬広志さん。「チームのモットーは、メンバー全員が真剣にプレーして勝つこと。親睦よりは勝敗にこだわりたいです」

 マンデーは創設以来、毎週欠かさず同リーグの試合に参加している。年齢や経歴は決して問わない。だが見る限り、メンバーの技術力はかなり高い。相当練習を積んでいるのかと思いきや、「チーム練習はありません」と百瀬さん。仕事や学業の合間の貴重な時間を利用して個々で技術を磨いているという。

 決勝戦の相手は、「ブボニック・プラグ」。身長185センチ超の選手がごろごろいる大型軍団だ。午後8時に試合開始。立ち上がりからマンデーは、機動力と正確なパスを生かした速攻が火を吹き、たちまち14対9とリード。特にポイントガードの安田龍選手の緩急取り混ぜた司令が相手を翻弄(ほんろう)し、何度も切れのあるカットインシュートが決まる。タイムアップ寸前で安田選手の中央突破ソロシュートが決まり、22対19で前半を乗り切った。

 応援団の熱いサポートを背に、後半、弾けるようにコートに飛び出した「マンデー」。ところが、「ブボニック」はうって変わって積極的なデ
ィフェンスを展開。ボールを奪われての速攻反撃に悩み、大型選手による3ポイントショットを次々に決められ逆転を許す。最後まで追い付けず、結果は35対49で優勝を逃した。

 「悔しいですね。でも、よく頑張った」と試合後、全身汗まみれで語った安田選手をはじめメンバー全員、負けても笑顔を絶やさない。チームメンバーの頭の中はすでに、翌週から始まる夏リーグをどう闘うかで一杯だ。

「勝ち」にこだわったチームプレーだからこそ、パス、シュート、ディフェンス、全ての面で個々の技術力が高い
「真剣勝負」が身上だが、コートの外ではメンバー同士の仲が良い
体格の大きい選手にも、一致団結したプレーでぶつかっていくのが、「マンデー」の持ち味だ
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百瀬広志さん
 現在、ニューヨークのロースクールに通っていますが、バスケットは高校から続けています。このチームに入って2年半。「マンデー」は、年齢やバックグラウンドを問わず、誰でも参加できます。ただし、真剣にバスケットを楽しみ、勝つことを目標にしているところがウチの魅力です。たんなる「仲良しバスケ」のチームではありません。

 日本人でチームを作って、バスケットの本場アメリカで、体格では勝る外国人チームを倒していく楽しさを1番大事にしているのです。レギュラー争いは結構厳しいですよ(笑)。でも、ある程度の経験があって、勝つことにこだわりのある選手ならいつでも入団大歓迎です。毎週、試合をやっていますから、一度観に来て下さい。

メンバー募集中

MONDAY

バスケットの経験は不問、勝つことにこだわりのある選手を募集中。「仲良しバスケ」ではなく、みんなで勝利を目指すことで、バスケの喜びを分かち合える。

WEB
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