2015/05/22発行 ジャピオン814号掲載記事

集まれ みんなの広場

ハリヤマバレエ

音楽に合わせて 踊る楽しさを体験

 ヒラヒラとしたスカート状の舞台衣装、チュチュを身に着けたかわいらしい子供たちが、元気にスタジオに入って来る。ミッドタウンにある「ハリヤマバレエ」は、2009年に針山真実先生が設立したバレエスクール。この日は2歳児が対象の幼児クラスが行われた。「バレエを本格的に習いたいお子さんはもちろんですが、音楽に合わせて体を動かすことの楽しさ、レッスンを通して物事を吸収する楽しさも知ってもらいたいです」と、針山先生。

 「おはようございまーす!」と、元気よく朝のあいさつ。どの子も、レッスンが楽しみでしょうがない、といった様子ではしゃいでいる。点呼後は「ABCの歌」に合わせてストレッチ。大きく開脚する先生をまねて、子供たちも一生懸命に足を伸ばす。今度は音楽に合わせて、つま先立ちで歩く練習だ。先生は「はーい、みんなはネズミですよー。猫が来たら隠れますよー」と言いながら、手を丸めてつま先立ちで、小さいジャンプをしながら子供たちを追い掛ける。「かえるのうた」や「どんぐりころころ」など、日本語の歌を合唱しながら片脚で立ち、もう片方の脚を上げる技法アラベスクの練習も。先生は「みんなお手てを飛行機みたいに伸ばしてー」と、バランスの取り方を、やさしい説明で分かりやすく指導する。メニューにはぬいぐるみや円盤も用い、子供の集中力が持続するように工夫されている。最後はみんなでトライアングルを鳴らして、クラスは終了した。

 自身も本格的にバレエを習っていたという小林理奈子さん。娘の芹那ちゃんは昨年10月から通っており、「針山先生もバレエも大好きで、とても楽しんでいる様です」と微笑む。石田京子さんは、娘の亜仁佳(あにか)ちゃんが「日本語の環境でお友達と一緒に体を動かすのは良いことですね」と話す。アンダーソン紘子さんは、友達の子が同校に通っていたことがきっかけで始めさせたと言い、「娘の愛澄美はバレエがすごく好きになり、レッスン前には自分でレオタードを着るように。娘の積極性を尊重してあげたいです」。

 林美里さんは娘の林栞凪(かんな)ちゃんには、バレエを習って欲しかったそう。「2歳で始めました。ちょっと早いかなと思っていましたが、とても気に入っていて、いつも張り切っています」と笑う。

 針山先生は「これからもたくさんの方にバレエを身近に感じる環境を提供していきたい。バレリーナの道を目指すなら、夢をかなえる手助けもしたいです」と語ってくれた。

音楽に合わせて腕を伸ばしたり、回ったり、脚を開いたり、楽しみながら踊るクラス内容。基本的なバレエの技を取り入れながら、体を動かす
この日は、4人の女の子が参加。みんな針山先生の大ファンだそう
クラスは、子供たちの集中力が持続するようにさまざまな工夫がされている
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針山真実さん
 二人の姉がバレエを習っていたことや、音楽家だった両親の影響で、2歳からバレエを始めました。3歳の頃から舞台に立ち、中高生の時にも打ち込みました。拠点をニューヨークに移し、2005年にバレエ教室で講師としてレッスンの指導を開始、10年ミッドタウンウェストに同校を開校しました。2歳児のクラスは少人数制で1クラス4〜8人程度、音に合わせて楽しく踊ります。バレエに興味があったり、ちょっとしたお勉強にもなるマナーを覚えたり、元気に体を動かしたいお子さんは大歓迎です。いつでも入会可能で、2歳児のクラスは入会金もいりません。2歳から成人向けまで、クラスも豊富。基礎から難易度の高い技まで、幅広く指導しています。

メンバー募集中

Hariyama Ballet

毎月第2、第4金曜日の午前10時30分~11時15分まで、ミッドタウンのスタジオ(58-60 W. 39th St.)で開催。1回ごとの受講も可能(20ドル)。キッズ以外にも、ジュニア、大人向け、美容バレエなど、多彩なプログラムを提供。

MAIL
hariyamaballet@gmail.com
WEB
http://www.hariyamaballet.com

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