2015/03/13発行 ジャピオン804号掲載記事

集まれ みんなの広場

タレントナイト

パフォーマーが腕を披露 つながりを生むステージ

 ウェストビレッジの日本食レストラン「東京タパスカフェ」に、パフォーマーが飛び入りで参加できる「タレントナイト」を目当てに、人が集まってきた。「パフォーマーにとって、ショーの質と同じくらい観客の反応は大切なので、こうした場を作りました」と話すのは、音楽プロダクション「ニューヨークハレルヤカンパニー」の主宰者で、ボーカリスト育成に当たる打木希瑶子(きょうこ)さんだ。

 「ビギナーもいるのでブーイングはなし。みんなで褒めて励ましてください」と、打木さんによる英語での進行でスタート。トップバッターの和太鼓奏者、リウさんの豪快な演奏が終わると、大きな拍手が沸く。「地元の和太鼓グループに話してみては?後で連絡先を教えます」と、シンガーのシノさんがアドバイス。こんな横のつながりもタレントナイトの良さだ。

 フォーク、ポップス、ブルースなど幅広いジャンルの歌と演奏が続き、「アメージング!」「グッジョブ!」と、会場には称賛の声と拍手が響き渡る。

 ファッション関係会社勤務の澤田真理さんは、「私も日本で歌をやっていたので、出演したくなりました」とやる気になった様子。「皆さんの演奏に鳥肌が立ちました」と言う主婦の神谷怜子さんは、「ニューヨークでみんな頑張っているんだと、刺激を受けました」と感激していた。

 ゴスペルピアニストのナゴヤ・スリムさんは日本から短期滞在中で、「ニューヨークを訪れたときに、こんな場所があると参加しやすいです」と、本気でやりたい人はぜひチャレンジして欲しいと呼び掛けた。

 そのピアノ演奏を聴き、伴奏をお願いしたのは、東海岸最大のマクドナルドゴスペルフェストでファイナリストに選ばれたシンガーのМAYAさん。「初対面でしたが、一緒にパフォーマンスができて感激でした」と喜ぶ。打木さんも、「このイベントの素晴らしいところは、皆さんのパフォーマーシップです。気に入った人にセッションをお願いし、そこからまた新しいパフォーマンスが生まれる。とても感動的なことです」と話す。

 プロマジシャンのリッチ亀田さんは、「人前でやって失敗していかないと、上手くなれません。だからこうした場で経験を積み、観客の反応を知ることがとても大切です」と、プロ歴10年ながら日々勉強と経験を続けている。打木さんも、「参加者のプロ意識を高めるために、ライブの本番やオーディション前にトライアルするのにはベストな場所です」と話した。

シンガーをはじめ、和太鼓、ギター、ピアノ奏者、ダンサーなど、ジャンルを問わず腕前を披露。アメリカツアー中の日本のプロバンド「パイレーツ・カヌー」も特別ゲストで登場した
オープニングのこの日は、特別ゲスト以外に12人が参加。アメリカ人アーティストの姿も多かった
ミュージシャンだけでなく、マジシャンのリッチ亀田さんもトランプやカップとボールのマジックで観客を沸かせた
1

打木希瑶子(きょうこ)さん
 初回でこんなにたくさんのパフォーマーが集まるとは思っていなかったので、驚きました。
 パフォーマーはレッスンだけでなく、観客の反応が返ってこないと成長できませんので、こうした場を作ることはとても重要です。また、パフォーマーたちは共有し合える仲間との出会いを求めて参加していて、お互い切磋琢磨していこうという気持ちのある人が最終的に成功します。

 今後はプロとして活躍している方々を毎週特別ゲストに迎える予定なので、プロの演奏に刺激を受けてもらい、若いパフォーマーたちを良い方向に導くことができればと思います。優秀な方にはオーディションを紹介するなど、仕事につながる機会やアドバイスも提供していきます。

メンバー募集中

Talent Night

毎週月曜日の午後7時から9時まで、ウェストビレッジのTokyo Tapas Cafe(7 Cornelia St.)で開催している。事前予約もしくは当日の午後6時に直接来店して申し込むこと。入場無料。パフォーマーなら誰でも参加可。

MAIL
info@nyhcllc.com
WEB
http://gospelnow.org/talent

バックナンバー

NYジャピオン 1分動画


利用規約に同意します
おすすめの今週末のイベント