2015/10/16発行 ジャピオン835号掲載記事

共感マーケティング

第53回 体育会系のススメ


筋トレ、始めました

 「運動はキライ」と公言してはばからなかった私ですが、あるきっかけで、筋トレを始めました。きっかけというのは映画「ミッション・インポッシブル:ローグネーション」でトム・クルーズがムキムキだったことと、同じ時期に見た佐々木蔵之介さんの一人芝居「マクベス」で、蔵之介さんが鍛えた身体をしていたからなのです。「トムと蔵之介が鍛えているなら、オレも…」と、何とも因果関係が皆無、いい加減な理由で、舞台鑑賞の翌日から始めました。
 
 体幹トレーニングに凝っている知人に指導書を紹介してもらい、そのメニューを一通り、プラス、腹筋と腕立て伏せ。腹筋&腕立て伏せはそれぞれ40回から始め、毎日1ずつ足していきました。ところが腹筋は腰を痛めるようで、開始39日目にして、やめました。背中の筋肉がとても嫌な感じで痛むのです。その代わり、体幹をしっかりやればいいと。腕立て伏せは100回に達した段階で増やすのをやめ、現在も100回です。毎朝、やります。出社するとすぐに呼吸法をやった後、ヨガマットを広げて約40分、たっぷり時間を取って体に向き合います。出張に出掛ける日は早起きしてその時間を確保し、トレーニングしてから出掛けます。出張先ではホテルのベッドの上でやりますが、やはりうまくいかないことが多いです。仕方ないですね。本原稿を書いている今日で累計49日目になりました。腹筋、割れました。まだムキムキとは言えませんが、身体が絞られたことは間違いないです。ぷっくり出ていたお腹が引っ込んだことは喜ばしい限り。食べているので、筋肉が落ちることがなく、そのため、腰回りが小さくなることもありません。これは狙った通りで、私の年齢(57歳)で食べずに痩せると貧弱になってしまい、「老けて」しまいます。だから、肉が付いていながら絞るため、筋トレを始めたのでした。
 
 さて、これがビジネスに何の関係が? それが「大あり」なのです。


筋トレの効果

  ①健康志向になった=体幹メニューの中に、「自分の足を抱える」というのがあります。それまで自分の足を持つなんてこと、ありませんでした。「あれ?オレの足って、こんな形してるんだ」と新鮮でした。トレーニングの間、自分の身体と対話しているのです。自分の体に向き合う時間を毎朝持てるのは、健康の土台だと思います。1日わずか40分時間を確保するだけで、病気になったら失うであろう時間やお金やもろもろを手にできるのです。何て安上がりなのでしょう。
 
 ②人生への姿勢が変わった=トレーニング前までは「仕事のために生きて」いました。いまは、「生きるために生きて」います。つまり、生物としての本能が目覚めたのです。仕事は人生の一部でしかない。だから、とっとと早く終わらせて、人生のために時間を使おうよ、という発想になったのです。
 
 ③仕事の速度が上がった=仕事の速度がアップしました。今日は朝から銀行、前月の会計処理と税理士への報告書まとめ、郵便局、塾生へのはがき(18枚)、ブログ(記事2本)、フェイスブックでメッセージやり取り(16人)とコメント(12個)、映画鑑賞、この原稿…と、32アイテムをこなしています。それでも余力があります。「仕事なんか、あの筋トレに比べれば」と思えるのです。
 
 ④自分に自信がつきました=街で、仮に変な人にからまれても素手で闘って勝てる(闘いませんが、笑)自信があります。
筋トレ、オススメです!ビジネスに大いにプラスになりますよ!

阪本啓一

今週の教訓
最後は、体力です!

阪本啓一
■ブランディング・コンサルタント。大阪大学人間科学部卒業後、旭化成入社。2000年に独立し渡米、ニューヨークでコンサルティング会社を設立。06年、株式会社JOYWOW創業、現在取締役会長。地球と人をリスペクトする、サステナビリティ経営の実現に取り組む。『共感企業 ビジネス2.0ビジョン』『ゆるみ力』などの著書・訳書、講演活動も多数。
www.kei-sakamoto.jp
電子メディア開店! www.orange-media.jp

阪本が選ぶ 読めば分かるこの一冊

旅のラゴス

旅の目的はなんであってもよかったのかもしれない。たとえ死であってもだ。人生と同じようにね。(本書より引用)

 読者は主人公と共に旅します。舞台は、どうやら地球ではないですが、地球に近い環境の星のようです。異国情緒たっぷりの世界であり、集団転移や壁ぬけ男や人間テープレコーダーや不思議な出来事が起こり、主人公と共に読者はその都度、経験を重ね、知識を増やしていきます。
 歴史を刻んだ膨大な書物を、ただひたすら読み続けるという、読書家にとっては夢のような体験もあります。主人公が旅を続けるつれ成長していく様が、自分を表現するときの「オレ」から「わたし」となることで分かります。私もニューヨークへの移住、9・11テロ、そして日本へ戻って葉山に10年住み、次に大阪へ引っ越し…という「旅」を経て、内面を磨くことができたと思います。あなたの「旅」を重ねながら、読んでみましょう。

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