2018/06/08発行 ジャピオン970号掲載記事

ピルグリムファーザーズの入植から第二次世界大戦までのニューイングランド史を、各州にある歴史的スポットと共に振り返る。

第14回 ボイズ風車

 「ロードアイランド」別名アクィドネック島は元々、小麦やトウモロコシなどを主に生産していた。育てた穀物をひく粉砕機は重要なインフラで、19世紀ごろ島に20基ほどあった風車は、ロードアイランドというコミュニティーを支える存在だった。

 現在、同島に現存する風車はたったの2基。そのうちの1基であるボイズ風車は、アクィドネック島南部の街ミドルタウンのパラダイスバレー公園にある。ニューイングランド地方唯一の、8枚翼のスモックミル(八角形の木製の塔に羽がついたタイプの風車)。全米でも現存している8枚翼スモックミルは、かなり少ないそうだ。

 1810年に建設されたこの風車は、所有者を変えながら135年間稼働。最後の所有者がミドルタウン歴史協会に寄贈したことで、1995年に現在の地に移設された。

塔の高さは38フィート、羽の長さは28フィート。羽が取りつけられた頭部が回転する仕組みだ
屋根板で覆われた塔の形状は変わらないが、羽は何度か改良を加えて現在の形になった
公園の豊かな自然も相まって、牧歌的な雰囲気

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