2018/06/01発行 ジャピオン969号掲載記事

ピルグリムファーザーズの入植から第二次世界大戦までのニューイングランド史を、各州にある歴史的スポットと共に振り返る。

第13回 ポイント・オブ・グレーブス

 ポーツマス条約が調印された場所として、日本史でもおなじみのニューハンプシャー州ポーツマス市。1623年に設立された同州最古、全米でも6番目に古いコミュニティーがあった。

 同市内にある墓地、ポイント・オブ・グレーブスは71年設立。当時、同地を所有していたピカリング家が、土地を市に寄贈したことが由来。裁判所書記官や大工、船乗りなどが眠っている。

 この墓地のニッチな楽しみ方が、墓石鑑賞。当時ニューイングランド地方で活躍した彫刻家たちが手掛けた作品が、今なお良好な状態で残っているのだ。例えば、ボストンを拠点とした石切り職人のウィリアム・マムフォードは、ラテン語で「メメントモリ(死を想え)」と彫っているが、この慣習は当時ポーツマスにはなかった。墓石一つにも、れっきとした文化がある。

ポイント・オブ・グレーブスには、年季の入った墓石が立ち並り、それぞれに物語がある
墓地内の案内板には、見どころ(?)の墓がピックアップされている
こちらはキャプテン・トビアス・リアの墓石。リアルな頭蓋骨は、制作した彫刻家ジョン・ホーマーの特徴だ
Point of Graves Burial Ground
MAP
1-199 Mechanic St. Portsmouth, NH 03801

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