2018/05/11発行 ジャピオン966号掲載記事

ピルグリムファーザーズの入植から第二次世界大戦までのニューイングランド史を、各州にある歴史的スポットと共に振り返る。

第10回 フランクリン・ピアース邸

 第14代米国大統領フランクリン・ピアース(1804~69)は、歴代大統領の中で唯一、ニューハンプシャー州出身だ。奴隷禁止を撤廃する「カンザス・ネブラスカ法」を支持し、南北間の対立を激化させるなど、大統領としての功績はあまり輝かしくないが、独立戦争では司令官を務め、知事も経験するなど、同州を語る上では外せない存在。

 ピアースは幼少期から、30歳で妻ジェーンと結婚するまでの間、同州ヒルズボロで過ごした。同じく政治家であった父ベンジャミンが同地に建てた、天井の高い2階建ての家は、当時の同地域の住居として代表的な作りだった。

 ピアースはこの家で暮らしている間、州議会メンバーに選出され、議長も務めた。当時議会で使われていたテーブルが残っており、この邸宅2階に展示されている。

地元の名士であった、父ベンジャミン・ピアースが建てた家の内部には、当時の裕福な暮らしぶりが再現されている
生家はここではなく、現在は湖の底に位置する場所にあったという
階段の先は2階はボールルームになっている

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