2018/04/06発行 ジャピオン961号掲載記事

ピルグリムファーザーズの入植から第二次世界大戦までのニューイングランド史を、各州にある歴史的スポットと共に振り返る。

第5回 ファースト・バプティストチャーチ・イン・アメリカ

1631年、ロジャー・ウィリアムスはマサチューセッツ沖に到着した。ケンブリッジ大学を卒業後、牧師になったが、英国国教会に異を唱え、自由を求めて新天地にやってきたのだ。しかし多くのボストンの移民は英国国教会を支持していて、完全分離を目指した彼は分離派であるプリマス植民地へと活動の場を移す。2年間貿易や農業に従事した後、セーラムに戻り分離派教会牧師となった。しかしウィリアムスが重視したのは精神の自由と政教分離で、政府の在り方を非難したことから異端とされセーラムから追放。開拓地を作りプロビデンスと名付けた。そしてこの地にファースト・バプティストチャーチ・イン・アメリカの礎を築いた。教会は地域の交流の要としてプロビデンスと共に徐々に成長を重ね、19世紀からこれまで国を代表するバプティスト教会となっている。

建物はウィリアムスの死後の1775年築。彼の遺志を継いだ牧師たちが集会の場を求めたのが始まり
プロビデンスの町並み。教会近くにはロジャー・ウィリアムズ・ナショナル・メモリアル(公園)もある
プロスペクトパークのウィリアムス像は教会の尖塔を見守っている

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