2018/03/16発行 ジャピオン958号掲載記事

ピルグリムファーザーズの入植から第二次世界大戦までのニューイングランド史を、各州にある歴史的スポットと共に振り返る。

第3回 ヒルデン

 第16代大統領であり、ゲティスバーグ演説などで知られるエーブラハム・リンカーン。彼は妻メアリー・トッドとの間に多くの子供を授かったが、成人まで生き延びたのは長男のロバートだけだった。

 後にプルマンカンパニーの社長となるロバートが初めてマサチューセッツを訪れたのは1864年。40年後この地に400エーカーの土地を購入し、建てたのが、リンカーン家の子孫が代々受け継ぐことになる豪邸・ヒルデンだ。1975年までリンカーン家の子孫が暮らし、彼らの死後には転売の危機を乗り越え、建物と庭は現在も美しい姿のまま保存されている。

 ヒルデンの他、敷地内には住居など13の歴史的建造物がある。かつての車庫を活用したミュージアムストアでは、20世紀初頭製の車両や太陽光発電のチーズ製造機などを見学できる。

ジョージアン様式建築で24もの居室があり、エーブラハムの貧しい幼少期とは対照的な豪華さだ
1907年築のフォーマルガーデンは、6月にボタンが見ごろを迎える
ロバートが社長を勤めたプルマンカンパニーは国内最大の製造会社として名をはせた

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