2014/10/10発行 ジャピオン783号掲載記事

ボストンぶらり街めぐり

 米国の歴史は、ピルグリムファーザーズが、メイフラワー号に乗り、現在のマサチューセッツ州プリマスにたどりついたところから始まります。古くからの伝統を受け継ぎつつ、新しく変わっていくボストンの街を四季折々の写真と共に紹介するコーナーです。

第1回 フェンウェイ

 記念すべき第1回で紹介するのは、フェンウェイ地区。すでにご存じの通り、大リーグ、レッドソックスの本拠地、フェンウェイ球場がある地区です。1912年に完成、大リーグの球場の中でももっとも長い歴史を持ち、多くの野球ファンが一度は見てみたいと思う憧れの球場です。そんな名物球場ですが、市街地にあること、また客席や通路など球場施設の至るところが狭いことなどの理由から、99年に球場を移設する話が持ち上がっていました。それを聞きつけた「海よりも深い愛情を持っている」といわれるレッドソックスファンが、猛反対したのはいうまでもありません。

 アーバン不動産の佐藤美保さんによると、「球場の移設問題が持ち上がって以降、周辺の開発が足踏み状態でしたが、移転しないと決まって、高層の商業・住居ビルの建設が盛んになっています」とのこと。

 一昔前までは、球場周辺は家賃は安いけれど、建物が古く、治安が良くない場所として避けられていたといいます。最近では開発が一気に進み、現在は大手スーパーが入るビルなど、建物の工事が急ピッチで進み、ヤングエグゼクティブ層を中心に人気のエリアになっているそうです。

 ちなみに、日本から球場を訪れるファンが多いので、昨年から日本語での球場ガイドツアーも始まっています(予約制)。

 100年以上続く球場を中心にして、周辺の街はどんどん新しくなっています。まさに、ボストンという街を象徴するエリアが、このフェンウェイ地区といえるのではないでしょうか。(Y)

  

第1回 フェンウェイ

「バンネスストリート」には、往年の名選手の銅像、ワールドチャンピオンのプレートなどが置かれている。
球場のすぐ近くにある「TastyBurger」。野球観戦の前にここで腹ごしらえをする人も。
開発が目覚ましいフェンウェイ地区。高層ビルの建設が進んでいる。

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