2017/01/01発行 ジャピオン897号掲載記事

ボストンぶらり街めぐり

 米国の歴史は、ピルグリムファーザーズが、メイフラワー号に乗り、現在のマサチューセッツ州プリマスにたどりついたところから始まります。古くからの伝統を受け継ぎつつ、新しく変わっていくボストンの街を四季折々の写真と共に紹介するコーナーです。

第114回 ボストン市内の年越しイベント

 いよいよ、2016年が幕を閉じようとしています。アメリカの大みそかは、夜な夜な友人たちと集まり、去り行く年を振り返りながらイヤーエンドパーティーを行うのが一般的です。シャンパン片手に新年へのカウントダウンで盛り上がった後、元日は家でのんびり過ごします。

 全米で知られる大みそかの有名な風物詩では、ニューヨークのタイムズスクエアで行われる年越しカウントダウンがありますが、ボストンにも40年以上続く、伝統的な年越しイベントがあります。それが「ファーストナイト・ファーストデー・ボストン(www.firstnightboston.org)」です。大みそかと元日のボストンの街を彩る風物詩で、クリスマスが終わるとすぐに、街で準備が始まります。

 同イベントは、ボストン中心街にあるボストンコモンから、コープリースクエアにかけたエリアを中心に行われます。大みそかの昼前から元旦の昼過ぎまで、ステージパフォーマンスや子供向けのさまざまなイベントが、室内外で多数開催されます。

 中でも、ボストンコモンとコープリースクエア、ボストンプラザ(プルデンシャルタワー前)の3カ所を飾る「氷の彫刻」は見応えたっぷりです。毎年テーマに沿った作品の数々が道行く人の目を楽しませており、今年のテーマは「海のレジェンド」。約40トンもの氷が使われるという大作も多く、それぞれの制作チームが行う最後の仕上げ作業を見ようと、大みそかの午前からは、作品の前に見物人が群がることもしばしば。

 同イベントで見逃せないプログラムは他にも、午後6時からボストンコモンのフロッグポンドで行われるアイススケートショーや、同時刻にコープリースクエアを出発するパレードなどがあります。さらに午後7時からは、ボストンコモン上空で大規模な打ち上げ花火が上がり、深夜になるとコープリースクエアでカウントダウンが始まります。ぜひ、ボストンで楽しい年越しを体験してくださいね。(ライターM)

第114回 ボストン市内の年越しイベント

当日は屋外プログラムも多数開催。出掛ける前には、時間ごとの気温をチェックし、防寒に細心の注意を払おう
ボストンでの人気アクティビティーの一つ、高速ボート「Codzilla」を模した、氷の彫刻
大みそか深夜のライトショー。コープリースクエアを華やかな雰囲気に演出し、年越しを盛り上げる

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