2016/10/14発行 ジャピオン886号掲載記事

ボストンぶらり街めぐり

 米国の歴史は、ピルグリムファーザーズが、メイフラワー号に乗り、現在のマサチューセッツ州プリマスにたどりついたところから始まります。古くからの伝統を受け継ぎつつ、新しく変わっていくボストンの街を四季折々の写真と共に紹介するコーナーです。

第102回 ニューベリーポート

 今回ご紹介するのは、ボストンから約35マイル北東、ノースショアにある小さなニューベリーポート市です。レンガ造りの町並みをはじめとした、ニューイングランドらしさが色濃く残る同市は、もともとは現在の隣町に当たる、ニューベリー市の港沿いの地域でした。

 ウオーターサイド(現ニューベリーポート)には商業、貿易、造船業などを生業とする人々のコミュニティーが定着しましたが、オールドタウン(現ニューベリー)は現在に至るまで農業が中心。そこでウオーターサイドのコミュニティーは、マサチューセッツ州議会に分離を申請、1764年にニューベリーポート市が設立されたのです。

 このエリアは、のんびり気軽な日帰り旅行を楽しめる街として、ボストニアンにも親しまれています。美しい自然に恵まれており、ニューベリーの湿地帯にあるトレイルは野鳥観察にぴったり。ニュ−ベリーポートのプラム島も、ビーチや釣り、カヤッキング、野生動物観察などに興じる人々で、1年を通してにぎわっています。

 ニューベリーポート市内のダウンタウンには、情緒あふれるレンガ造りの小さな建物が並んでおり、ローカルブランド、レストラン、アンティークショップが軒を連ねています。散策中にダウンタウンの目の前にある港まで足をのばせば、気持ちのよい海風とともに、古き良き港町の雰囲気を満喫することができます。ボストンへ帰る前には、高速95号線入り口そばにある、ポートプラザ内の日本人経営のレストラン「はなジャパン」で、季節ごとの日本料理を堪能するのもおすすめ。

 ニュ−ベリー市内にある、コルビーファームのひまわり畑も有名です。ノースショア全体に口コミが広がり、あっと言う間に人気になったこのひまわり畑では、シーズン中はカメラを片手に訪れるカップルや家族連れが、平日でも後を絶ちません。ひまわりの見ごろは、www.colbyfarms.comでご確認ください。(ライターM)

第102回 ニューベリーポート

赤レンガで統一された街並みが美しい、ダウンタウンの広場。古き良きニューイングランドらしい風景だ
ニューべリーポートに来たら、ウオーターフロントの散歩を楽しもう。海風に包まれる感覚が心地よい
一面に広がるひまわり畑は、絶好の撮影スポットでもある。次のシーズンが待ちきれない

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