2016/08/26発行 ジャピオン879号掲載記事

ボストンぶらり街めぐり

 米国の歴史は、ピルグリムファーザーズが、メイフラワー号に乗り、現在のマサチューセッツ州プリマスにたどりついたところから始まります。古くからの伝統を受け継ぎつつ、新しく変わっていくボストンの街を四季折々の写真と共に紹介するコーナーです。

第96回 ニューベリー通り

 ボストンの中でも、ひと際おしゃれな店が集まるニューベリー通り。市内中心にある観光名所、パブリックガーデン西端から、地下鉄グリーンラインのハインズ・コンベンション・センター駅付近まで、約3キロにわたって延びています。

 この通りには、高級店からカジュアルな店まで、さまざまなファッションブランド店が立ち並びます。パブリックガーデンを出てニューベリー通りに入ると、まずはバーバリーやシャネルなど、高級ブランド店が通りの両側に見えてきます。ショーウインドーのきらびやかな商品を眺めつつ進んでいくと、アクセサリーや雑貨店、美容室、カフェ、レストラン、そしてギャラリーなど、だんだんとおしゃれで個性的な店が増え、人通りも多くなってきます。8月7日には1日限りで歩行者天国となり、より一層にぎわいました。歩行者天国は、今後の定期的な実施についても検討中だそうです。

 そんなニューベリー通りも、19世紀半ばまではまだ水の中、ボストン湾の一部でした。1857年に埋め立てが開始され、ニューベリー通りを含む現在のバックベイエリアが形成されました。古き良きヨーロッパの雰囲気が漂う赤レンガの建物は、ほとんどが埋め立て工事後すぐに建てられ、今ではこの通りを象徴する存在です。この通りは元々住宅地で、現在の高級住宅街、ビーコンヒルをしのぐ人気だったといいます。たくさんの買い物客でにぎわいつつも、どこか落ち着いた雰囲気を残しているのは、こうした当時の名残でしょう。

 ニューベリー通りに接する通りを、パブリックガーデンの方から順に並べていくと、(A)アーリントン通り、(B)バークレー通り、(C)クラレンドン通り、(D)ダートマス通り、(E)エクセター通り、(F)フェアフィールド通り、(G)グロスター通り、(H)へレフォード通りと、頭文字がアルファベット順に並んでいることが分かります。そんな通りの名前にも目を配りながら、ぶらぶら散策してみるのも楽しそうです。(ライターK)

第96回 ニューベリー通り

大勢の人でにぎわった歩行者天国には、定期的な実施を望む声もある
絵画を中心にアートギャラリーも多く、名作の数々がショーウインドー越しに、通りに花を添える
歩き疲れた時にひと休みするカフェも充実。夏はオープンテラスで青空を楽しもう

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