2016/08/19発行 ジャピオン878号掲載記事

ボストンぶらり街めぐり

 米国の歴史は、ピルグリムファーザーズが、メイフラワー号に乗り、現在のマサチューセッツ州プリマスにたどりついたところから始まります。古くからの伝統を受け継ぎつつ、新しく変わっていくボストンの街を四季折々の写真と共に紹介するコーナーです。

第95回 スワンプスコット

 スワンプスコット市は、ボストンから約15マイルほど北東にある、大西洋沿いのノースショアエリアにある街の一つです。ロブスター漁には欠かせないロブスターポット(ロブスターを捕るためのわなかご)は、1808年は同市で発明され、以来スワンプスコットの名は全米に広がったといわれています。

 同市は、あまり治安が良くないといわれているリン市に隣接していますが、風光明媚(めいび)で静かな街として知られています。ボストンからスワンプスコット市を目指して海沿いの1A号線を北上する際、リン市を抜けこの街に入った時、街の雰囲気がガラッと変わる様が、アメリカの景色の多様さを物語っています。そのせいか、ボストンからスワンプスコット市へのルートを車で走ると、日本からの観光客に喜ばれたりもします。

 リン市沿岸保留地であるキングスビーチは、スワンプスコット市のダウンタウン横に広がっており、地元の人たちからは、キングスビーチ=スワンプスコットという感覚で親しまれています。観光客はほぼ訪れず、近隣ノースショアに住む家族連れに人気があります。ビーチ手前の緑広がるレッドロック・パークには、春先から芝生に寝そべる家族連れや、ベンチで静かに本を読む人々の姿などが見られます。上品な街並みと、のんびりとした雰囲気を持つこのビーチでは、以前紹介したノースショアの海岸、リビアビーチとはまた異なった景色が広がっています。

 晴れて空気が澄んだ日には、ビーチの対岸にボストンの街の摩天楼が楽しめます。地元で有名なレストラン「Anthony’s Pier 4」なら、摩天楼と静かな海の景色の両方が楽しめておすすめ。ここはフィッシュマーケットも併設している、高級感漂うオーシャンビューのレストランです。スワンプスコット市内のレストランでは他にも、ボストンのグルメ雑誌で紹介された、ダウンタウンのベトナム料理レストラン「Nguyen’s  Vietnamese Cuisine & Sushi Bar」も人気です。(ライターM)

第95回 スワンプスコット

キングスビーチ沿いは、ジョギングや夕涼みを楽しむ地元の人が行き交う
リン市寄りにあるレッドロック・パークでは、芝生の上で寝そべってゆったり過ごしたい
「Anthony’s Pier 4」では、のんびり潮風にあたりながらシーフードを楽しめる

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